かっこいい家の外観を実現する『7つのコツ』│建築事例とともに解説します

かっこいい家の外観を実現する『7つのコツ』│建築事例とともに解説します

▶行方市の平屋|カッコイイと暮らしやすい、どちらも叶えた5種の木の平屋

注文住宅の建築を計画している人の多くは「かっこいい家に住みたい」と願っていることでしょう。かっこいい家に住めれば、毎日帰宅するときに「いい家だなあ…」と感じられ、日々の疲れを軽減することも可能です。

本記事では、かっこいい家を建築したいと願う人に向けて「かっこいい家の外観を実現する7つのコツ」を解説します。

茨城県で実現したかっこいい家の実例も交えて紹介するので、外観の実例を見てみたい人にもおすすめの記事です。コツをつかんで、満足できる外観の家を手に入れましょう。

建築事例

外観をかっこよく見せたい!7つのコツとは?

優れた外観の家には共通点があります。どんな共通点があるのかを探って、コツを掴んでみましょう。

(1)デザインの方向性を定める

かっこいい家はどれも「家のデザインに統一性」があります。シンプルなキューブ型の家、伝統的な日本建築、奇抜なデザインに特化した建築家の家。どれも方向性は異なるものの、一定の方向に向かって外観デザインを決めているため、独特のかっこよさを実現できています。

様々なテイストの外観を取り入れてしまうと、外観がゴミゴミしてしまい、かっこいい外観の家は実現できません。好みのスタイルを見つけて、その方向に特化してみましょう。

平屋で外観デザインにこだわりつつ、ローコストに建築したい人は、こちらの記事もおすすめです。

コラム 平屋の外観デザイン実例|ローコストでおしゃれな平屋を建てるコツ

カリフォルニア風デザインがおしゃれ:鉾田市の事例

鉾田市の平屋|アクセントウォール・クロス映えるカリフォルニア風デザインの平屋

▶鉾田市の平屋|アクセントウォール・クロス映えるカリフォルニア風デザインの平屋

鉾田市で実現した平屋住宅は、外観デザインをカリフォルニア州にあるサーファーズハウスを意識して建築しました。メインの屋根が大きく左右に張り出していること、玄関前の小屋根がデッキ全面にかかっていること、玄関ドアのデザインや白い外壁など、全てがアメリカンスタイルを目指して選択されています。

こうした方向性の統一がかっこいい家を作る、重要な考え方になります。

(2)建物の高さを低く抑えるように意識する

かっこいい家を目指すなら「建物の高さにも意識を向ける」ようにしましょう。

住宅の横幅に対して高さがある住宅は、外観が間延びしてしまい安定感に欠けたものになってしまいます。一方で高さを抑えた住宅は重厚感を獲得し、高級な風格を持つことでしょう。

重厚感を感じる寄棟屋根の平屋:行方市の事例

行方市の平屋|家族それぞれのQOLが向上する寄棟屋根の平屋

▶行方市の平屋|家族それぞれのQOLが向上する寄棟屋根の平屋

行方市に建築された平屋はまさに、高さを抑えて建築したために重厚感ある外観になっています。屋根の形もシンプルな寄棟屋根にし、重みのある群青色を選択したことで、さらに高級感が増しています。

ここで外壁まで暗い色合いにしてしまうと、重さが勝ってしまう点には注意が必要です。白色の外壁、ウッドデッキ・玄関ドア・軒天の木目で重さを軽減している点に注目です。

(3)窓のタテヨコのラインを揃える

普段生活する中では意識することは少ないですが「窓のタテ・ヨコのラインを合わせること」はかっこよさの向上に大きな役割を発揮します。

窓のラインが整っていると、外観は均整の取れた美しいものになるでしょう。加えて窓の形やサイズも同じものを利用すると、さらに統一感が出て美しくなります。

「窓で家の印象が変わる」ことを認識しておきましょう。

窓の選び方でデザイン・実用性の面で失敗してしまうケースも…!!窓で失敗したくない人に向けた記事です。

コラム 注文住宅の窓で失敗しない為の種類・配置・大きさの決め方

窓のラインを揃えると統一感が生まれる:鹿嶋市の事例

鹿嶋市の平屋|34帖LDKを実現した長期優良住宅の平屋

▶鹿嶋市の平屋|34帖LDKを実現した長期優良住宅の平屋

鹿嶋市に建築された平屋は、まさに窓のデザインと高さを意識して建てられています。リビング前の引違い窓は全て同じ形・寸法で、奥に続く縦長のスリット窓や寝室の窓は高さを一様にしています。玄関に続く横長の明り取りの窓も玄関・ポーチと高さを揃えています。

さらに屋根を突き出して作った軒部分が一直線にデザインされていることから、様々な箇所の線が一直線に揃えられ、非常にかっこいい仕上がりになっています。

間取りの都合上、揃えられない部分も出てくるでしょうが、可能な限り揃える意識が大切です。

(4)照明にこだわると雰囲気が変わる

外観にこだわるとき、昼間の姿を想像するのは容易ですが、夜間の姿をかっこよく見せる意識も重要です。室内から漏れ出る明るい生活感のある光。玄関前を彩るポーチ灯。こうした「照明にこだわる」ことで、さらにかっこいい家が実現できます。

照明本体のデザインは当然ながら、照明の色、照明で照らす箇所までこだわりましょう。例えば無垢の木材で作られた外壁なら、照明で照らすことで凹凸が強調され美しく演出してくれるでしょう。

暖かな光が漏れる高台の家:行方市

行方市の二階建て|ルーフバルコニーのある傾斜地の家

▶行方市の二階建て|ルーフバルコニーのある傾斜地の家

行方市の海が見える高台に建築された注文住宅は、暖かな光が漏れ出る魅力的な外観を持っています。昼間の姿も、スタイリッシュでおしゃれですが、夜になるとさらに魅力的な外観になります。

リビングやダイニングの照明だけでなく、外部の照明も吟味して選択しましょう。

(5)色あせが目立たない色を使用する

建築当初だけ、かっこよくても5年、6年経過して外壁が汚れてくると、外観がみすぼらしいものとなってしまいます。「色あせが目立たない色を使用」することで、外観は長い間かっこいい姿を保ってくれるでしょう。

グレー・ベージュ・グリーンといった色味であれば、外壁に汚れが付着しても目立ちにくく、色あせを感じにくいのでおすすめです。汚れの目立たない色については、建築士に意見を聞くとよいでしょう。

天然木・木調ドア・ガルバが上手にマッチ:行方市の事例

行方市の平屋|無垢材とスタイリッシュなコーディネイトが光る平屋

▶行方市の平屋|無垢材とスタイリッシュなコーディネイトが光る平屋

行方市に建築された、無垢材とガルバリウム鋼板を利用した外壁を持つ住宅は、木調の優しい色味と、深みのあるグリーンが調和したスタイリッシュな家です。

外構も含めて全体がアースカラーでまとまっているので、ずっと見ていても飽きない、自然に溶け込んだ雰囲気が魅力的です。アースカラーは、色あせや汚れの付着があっても目立ちにくい点もメリットに数えられます。綺麗に見える状態を保ちたい人は、色味の参考にしてみましょう。

(6)色味だけでなく素材も気にする

色味に加えて「使用する素材を意識すること」も大切です。

現代の住宅では、人工的に作り出された新建材を利用して住宅を建築することが多いですが、天然の木や石材を利用した住宅は、独特の雰囲気を醸し出します。

自然に色が抜けていき天然素材ならではの深みを獲得するので、経年変化を楽しめる人におすすめです。

無垢の木など、自然素材でできた家を建てたい人に向けて書いた記事です。費用を抑える方法についても触れています。

コラム 自然素材の家はローコストで実現できる?

経年変化を楽しめる素材の家:鉾田市の事例

鉾田市の二階建て|和室や薪ストーブのあるログハウス

▶鉾田市の二階建て|和室や薪ストーブのあるログハウス

鉾田市のログハウス調の注文住宅は、外壁の全面に天然木を使用しています。建築したばかりの新しい状態が美しいのは当然ながら、雨風が当たって木材から色が抜けていってからも、木材が風化する中で得られる深みがかっこよさを演出します。

天然素材を利用した家は、手触りや香りが優れている点もおすすめできます。

(7)外構デザインにも意識を向ける

家の外観は建物本体だけで作られている訳ではありません。「外構デザインにも意識を向ける」ことで、外観はさらにかっこいいものになるでしょう。

スタイリッシュな建物が完成しても、外構が土のまま、砂利のままでは、かっこよさは半減してしまいます。住宅に合った植栽を施し、駐車場やアプローチを整えることで、本来の美しさ、かっこよさを獲得していきます。

芝生が醸す西海岸テイスト:つくばみらい市の事例

つくばみらい市の平屋|無垢材を使ったカリフォルニア風サーファーズハウス

▶つくばみらい市の平屋|無垢材を使ったカリフォルニア風サーファーズハウス

つくばみらい市の事例は、外構が建物に影響を与える好例です。

アメリカ西海岸をイメージしたおしゃれなサーファーズハウスですが、広々とした緑の芝生が爽やかな外観の建物の印象を引き立てています。

建物と外構、両方が完成することで、建築が完了することになります。

まとめ│コツを意識してかっこいい外観の家を実現

かっこいい家の外観を実現するための7つのコツを解説しました。改めてコツを復習しましょう。

  • (1)デザインの方向性を定める
  • (2)建物の高さを低く抑えるように意識する
  • (3)窓のタテヨコのラインを揃える
  • (4)照明にこだわると雰囲気が変わる
  • (5)色あせが目立たない色・素材を使用する
  • (6)色味だけでなく素材も気にする
  • (7)外構デザインにも意識を向ける

こうした要素に意識を向けることで、住宅の外観はさらに優れたものになるでしょう。

最も重要なのはデザインの方向性です。あなたがどんな外観に対してかっこよさを感じるのかを明確にして、家族と方向性を共有することが大切です。様々な事例を見て、どこに良さを感じるのかを取りまとめてみてください。

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建築事例

「A-1home」では、お客様のご要望やご予算に合わせた家づくりをしております。廊下の少ないコンパクトな間取りも提案できますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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ボルダリングができる平屋

古河市の平屋|ボルダリングなどの趣味を楽しむ平屋

「A-1home」は無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、総額低価格で暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。

総額低価格ではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応することも可能な性能の住宅です。

長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。

「A-1home」は、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。

”全ては笑顔の為に”

これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりのテーマです。

「A-1home」では、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。

ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。

 


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監修者情報

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)は、茨城県行方(なめがた)市で1981年より40年以上「設計・施工・監理一貫体制」で家づくりをしている工務店です。
一級建築士5名/二級建築士2名/宅地建物取引士3名/ファイナンシャルプランナー2名
が在籍しており、各分野の専門知識を持ったプロがマイホームを共に形にしていきます。

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