ローコストの注文住宅での家づくり

「のびのびと子育てをしたい」

「暮らしやすく居心地の良い家に住みたい」

「家族の為に家を建てたい」

30代、40代になると、多くのご夫婦が自分達の家を持ちたいと考え始めます。そしてそれと同時に考えることは、住宅建築にかかる費用のことです。

「子供の教育費のことを考えると、住宅ローンはできるだけ抑えたい」

「住宅ローンで生活を圧迫されるなら、一生賃貸でも良いのではないか?」

「住宅ローンを抑えるためには、自己資金を貯めておいた方が良いかもしれないが、自己資金が溜まるまで待てば、住宅建築に取り掛かるまでにあと数年かかる」

「高額過ぎても困るが、建売住宅は避けたい」

「せめて一千万円台で理想の家が建てられたらなあ…」

有り余るほどの収入がある人や、資産家の両親が土地も建築費も提供してくれるというような状況の人はそれほど多くはないはずです。ほとんどの人たちは、限られた収入の中から住宅購入に備えて自己資金を貯めたり、住宅ローンを払い続けたりしなくては、家を手に入れられません。

家を建てる時には、誰もが妥協せず、満足のできる家、暮らしやすく、地震にも安心な家にしたいという思いを持っていることと思います。そのような思いに応えるために誕生した家がローコスト住宅です。

建築事例

 ローコスト住宅とは?

40坪前後の木造住宅の価格帯にはおよそ1,000万円台からから4,000万円以上までの幅があります。この価格の幅の中で、同じ大きさの家でも1,000万円台で建築できる家がローコスト住宅です

2016年に住宅金融支援機構がおこなったフラット35利用者調査の結果を見ると、注文住宅の住宅面積は全国平均で129.3m2(約39~40坪)、建築費の平均が3308.2万円です。この価格は自己資金がまだ十分に貯まっていない20代~30代前半の年齢の人が、住宅を建てようとした場合、家計を圧迫するほどの住宅ローンを抱え込むことになりかねない金額です。反対に自己資金を十分に貯蓄して40代後半になってから住宅を建てる場合には、月々の返済額は抑えられますが、定年退職ギリギリ、又は退職後まで返済をしなくてはならない恐れがある額でもあります。

家計には衣食と住宅ローンの他にも、教育資金という重要な支出があります。住宅ローンを支払いつつ、子供を大学まで行かせなくてはならないからです。子供が一人しかいない、非常に優秀で、塾に行かなくてもすべて国公立に進学する予定であるという場合であっても、700万円程度必要です。

平成28年度に文部科学省がまとめた子どもの学習費調査では、塾や習い事の費用も含めて幼稚園で68,2万円、小学校で193,4万円、中学校で143,3万円、高校で145,2万円、大学で242.6万円かかるという結果が出ています。もし、高校と大学で私立に通えば、1000万円以上、小学校から大学まで私立に通えば、2200万円以上の教育資金が必要です。

3,000万円以上の建築費をかけて家を建てた場合、衣食にかかる費用、住宅ローン、教育にかかる費用を賄ってなお、ゆとりのある生活ができるのか、切り詰めた生活を余儀なくされるのか、と不安になる金額ではないでしょうか?子供には塾以外にも趣味として楽しめる習い事をさせてあげたい、夏休みには家族で旅行を楽しみたい、贅沢はしなくても常に家の中は小ぎれいにし、雰囲気の良い室内にしておきたいというような思いを実現できる生活が維持できなくなるかもしれないという不安です。ローコスト住宅はそのような不安を持たずに建てられる住宅です。

建築事例

低価格な家で住宅の性能は大丈夫?

快適な暮らしをする為、暮らしの安全を守るためには、家に高い性能が求められます。

日本は四季のある国です。季節ごとに咲く草花や鳥のさえずり、紅葉や雪景色など自然は、私達を楽しませてくれます。しかし、同時に夏の暑さと高湿度、冬の寒さと乾燥は暮らしから心地よさを奪います。このような季節ごとの温度や湿度の影響を抑え、室内を快適な温度や湿度に保つ為には、断熱性と気密性の高さが必要です。

また、日本は地震の多い国なので、安全性に関しては、耐震性能と耐火性能の高さも不可欠です。どんなに大きな地震に襲われても倒壊しない家、周囲の家で地震による火災が起きても、延焼に巻き込まれない家が安全性の高い家です。

低価格の家で、暮らしやすい室内環境や、地震に対する安心感が得られるのだろうか?経済的にゆとりのある生活が手に入れたとしても、夏は暑く冬は寒い、地震が起きる度にビクビクするというような生活になるのであれば、賃貸住宅で一生暮らす方が快適で安心なのでは?低価格にできる理由がわからなければ、そんな風に考えるのではないでしょうか?でもそんなことはありません。

ローコストの注文住宅は、価格を抑えるために様々な手段をとっていますが、住宅の性能は、平均的な価格の住宅に勝るとも劣りません。なぜ、住宅の性能を落とさずに建築価格を抑えられるのでしょうか?ポイントは住宅のシンプル化です。具体的な例を確認していきましょう。

住宅の外観デザイン
シンプルであればあるほど、建築コストが抑えられます。例えば、2階建ての家で、1階と2階の大きさが違う家よりも、総2階建ての家の方が低価格で建築できます。L字型やコの字型の家より、四角い家の方が低価格で建築できます。

屋根の形
屋根の形も面が少なければ少ないほど建築コストを抑えられます。最も面が少ない屋根は片流れ屋根です。片流れ屋根は傾斜した1面だけで構成されている屋根だからです。その為、雨どいも一つで済むので、さらにコストを抑えられます。

次にコストを抑えられる屋根は、2つの面で構成されている三角形の切妻屋根です。寄棟屋根や方形屋根は4面あるので、建築コストが嵩みます。招き屋根や越し屋根のように、2階部分だけではなく、1階や、2階の屋根部分の上にも屋根がついている形状ではさらに建築費が高くなってしまいます。

間取り
家の中を細かく区切れば区切るほど建築費は嵩みます。間仕切壁、建具の数が増えることに加えて、工事の種類も増えるからです。できるだけ空間を区切らない、細かな収納スペースをいくつも作るのではなく、家族で使える大型の収納スペースを作るなどの工夫で建築コストを抑えられます。

長期間に渡って住める家にする為の条件の一つとして、ライフスタイルの変化に対応できるという項目があります。コスト削減のために、間仕切りを少なくする間取りは、同時にライフスタイルの変化に対応しやすい間取り、リフォーム時に多額の費用を必要としない間取りでもあります。

水回り
キッチン、浴室、トイレなどの水回りの配置をまとめることによって、コストを削減できます。反対に、それぞれが遠くに配置されていると、建築コストが嵩んでしまいます。

造り付け家具
造り付け家具にはガラスがはめ込まれているような凝った造りの家具と、シンプルな家具があります。凝った造りの家具は、家具職人が必要となるので、人件費がかかり、建築費が嵩みます。シンプルな家具は大工仕事だけで完成するので、建築費を抑えられます。

人件費
凝った家を建てるためには、様々な種類の職人が必要です。日本瓦の屋根にしたければ専門の瓦職人、内装を塗り壁にしたければ左官職人、浴室をタイル張りにしたければタイル張り職人といったように、専門の職人の数が増えていきます。その結果、人件費がかさみ、建築費も高額になっていきます。

専門の職人でなければできないような塗り壁やタイル張りの浴室を採用しないことで、工事の質は落とさず、職人の種類を減らして、建築コストを抑えます。

営業方法
ローコストの注文住宅を建築している工務店は、営業方法によっても建築コストの削減を図っています。大手のハウスメーカーでは、莫大な費用をかけて広告宣伝を行ってします。具体的には、テレビコマーシャルや雑誌広告、豪華なパンフレットや全国各地にあるモデルハウスの維持です。ハウスメーカーの建築費が高額である理由は、これらの広告宣伝費が、個々の住宅の建築費に含まれているからです。

ローコストの注文住宅を建築している工務店では、そのような莫大な宣伝費をかけない分、個々の住宅の低価格化を図っています。

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安定した暮らしと戸建て住宅を同時に手に入れられる無垢材を使ったローコスト住宅

ローコスト住宅は、現在の賃貸住宅の家賃と同程度の額の住宅ローンで建てられる住宅です。しかも、住宅の性能が低いわけではありません。大きな地震にも耐えられる耐震性能、暑さや寒さを抑え、快適な室内環境を調え、省エネを実現してランニングコストを抑える断熱性や気密性を備えています。

その中で、無垢材を内装に使ったローコストの注文住宅ではさらに暮らしの快適さを得ることができます。無垢材の内装とは、無垢材のフローリングや壁のことです。無垢材の内装は、無垢材の持つ調湿性や断熱性などの働きで、より室内の環境を調えられます。

無垢材には木が大地に根を張っていたころにあった、土の中から栄養や水分を吸収する通路としての管が、目に見えない無数の穴として残っています。伐採され、建材として乾燥させられた後にも残っているこの穴が、室内の湿度が高い時には水分を吸収し、乾燥した時には吸収して蓄積していた水分を放出するという調湿の働きをします。その結果、室内は常に適切な湿度に保たれるのです。

また、無垢材には心を落ち着ける効果、免疫力を高める効果など、心や身体の健康に役立つ自然の木が持つ働きがあります。これは、私たちが緑の多い場所に行った時に感じる爽快さと同じものです。ローコストの注文住宅の中には、このような身体と心を癒す無垢材を使った家もあります。

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ローコストと聞くと、不安になられる方も多いと思います。しかし、無垢材の注文住宅は、心と身体を健康にし、住宅ローンを払いながらでも安定した暮らしを手に入れられる家です。家づくりの選択肢の一つとして、ぜひご検討ください。そして、心と身体に優しい木の家で、ゆとりある生活をお過ごしください。

安心なローコスト住宅をお考えならエイ・ワン(株)にご相談を

エイ・ワン(株)は無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、ローコストで暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。

ローコストではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応できる性能の住宅です。

長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。

エイ・ワン(株)は、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。

”全ては笑顔の為に”

これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりです。

エイ・ワン(株)では、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。

ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。

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監修者情報

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)は、茨城県行方(なめがた)市で1981年より40年以上「設計・施工・監理一貫体制」で家づくりをしている工務店です。
一級建築士5名/二級建築士2名/宅地建物取引士3名/ファイナンシャルプランナー2名
が在籍しており、各分野の専門知識を持ったプロがマイホームを共に形にしていきます。

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