【南玄関】平屋の間取り実例｜ローコストで建てられる横長の平屋のポイント
ワンフロアでの生活のしやすさから、平屋の人気は年々高まっています。では、暮らしやすい平屋やローコストで建てられる平屋は、どのような家なのでしょうか。今回は南玄関の平屋の間取りや施工実例を紹介します。自分に合った間取りの平屋を納得の価格で建築したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
「南玄関の平屋」20～30坪台の間取り3選
20～30坪台で設計した南玄関の平屋の間取りを紹介します。
【24.0坪】2人暮らしにぴったりな2LDKの平屋
2人でゆったりと暮らせる南玄関の平屋。
大きなソファと2人掛けのダイニングテーブルを設置しても、16畳のLDKなら広々とした空間を確保できます。扉を開けるとリビングと一体のスペースとして使える和室は、来客時や趣味時間にも大活躍。LDK内に1.5畳の収納を作ったため、ものが空間に溢れかえる心配もありません。
プライベートスペースは、玄関を挟んで西側に配置。14畳の大きな寝室ですが、将来夫婦や親子の寝室を分けたいときに仕切りを付けられるよう、ドアを2つ施工しています。仮に部屋を仕切ったとしても、各部屋の窓が2面に確保できるため、明るさや風通しも問題ありません。可変性や快適性も考えて設計した24坪の平屋です。
【27.05坪】3～4人家族で暮らせるコンパクトな平屋
3～4人のファミリーにぴったりな南玄関の平屋です。LDK全体が南面に配置されているため、明るい日差しを取り込むことができます。LDKとつながる広いテラスで、アウトドアリビングを楽しみたい家族にもおすすめです。タイルデッキでは、プールやバーベキューを楽しむことができますよ♪
家族が暮らしやすいように動線も考え抜かれた間取りです。玄関とキッチンがつながっているため、買い出した食材を運ぶときやゴミ出しも楽々。玄関ホール・洗面脱衣所・LDKはぐるぐると回れる回遊動線になっているため、家事を効率よく進めることができます。さらに、LDK内に家族全員の服がしまえるウォークインクローゼットを配置。出かける準備や帰宅時の動きもスムーズです。
各居室はコンパクトな間取りにしました。主寝室を寝るだけに使うなら6畳でも十分な広さです。12畳の洋室は2部屋に分けることができます。まだ2人のお子様が小さな家庭や現在はお子様が1人の家庭は、こちらの間取りのように大きな子供部屋を1つ作り、将来仕切れるように設計して置いても良いでしょう。
【33.5坪】3～4人家族がゆったり暮らせる4LDKの平屋
25帖の広々LDKを確保したゆったりとした平屋です。南側の玄関からは2通りの動線を確保しています。来客時はホールを使ってもらい、家族はシューズクロークを通ってLDKに行ける動線です。シューズクローク内で靴を脱ぎ履きできるため、玄関をいつもきれいな状態に保つことができます。
洗面脱衣所やユニットバスも、広々とした間取りにした点もポイント。家族みんなでゆったりお風呂に入ったり、朝の準備をスムーズに行うことができます。洗面脱衣所やキッチンなどの水回り周辺に収納を配置し、ものを使う場所にしまえるように工夫しました。
30坪台前半の平屋なら、個室は4部屋確保することができます。3部屋の洋室は家族それぞれの寝室として使い、和室は客間として使うことが可能です。和室は、将来ご両親が同居する際の寝室としてもいいですね。家族の暮らしによって個室の使い方を変えられる、33坪の平屋の間取りです。
ローコストで平屋を建てるなら横長の間取りがおすすめ
平屋を建てたいけど、価格が高そうだから迷っているという方もいると思います。確かに、平屋は基礎や屋根面積が二階建てよりも広いため、割高になるケースも少なくありません。しかし、建物の内容によってはローコストで平屋を建てることは可能です。
ローコストで平屋を建てたいなら、横長で四角形の間取りを作ることをおすすめします。横長の間取りが良い理由をチェックしてみましょう。
理由① 凹凸を減らすことで建物・屋根形状をシンプルにできる
横長で四角形の平屋なら、建物の凹凸を減らすことが可能です。建物の凹凸が少ないと外壁の使用量が減るため、コストを抑えやすくなります。屋根も建物形状に合わせてシンプルになり、材料費や施工費を抑えられるケースが多いです。
また、南道路の土地に対して東西いっぱいに横長の平屋を建て、前面を駐車スペースや庭として活用すれば土地を無駄なく使うことができます。凹凸が多い建物は土地にデッドスペースができやすく、うまく活用できないことや無駄な外構費がかかってしまうこともありますからね。
なるべくシンプルな形状の横長の平屋を建て、初期費用を抑えた家づくりを実現しましょう。
理由② 日当たりが良い家を建てやすく節電効果が期待できる
横長の平屋は、住んでからのランニングコスト削減も期待できます。平屋の形状を横長にすることで、南面に多くの居室を配置することができ、日当たりの良い家にすることが可能です。すると、昼間でも電気を点けずに過ごすことができたり、日差しが入って室内が暖まりやすくなったりします。その結果、照明や暖房による電気代の削減につながるのです。
また、日当たりの良い家は明るくて居心地も良いため、費用面以外にもメリットがありますよね。土地いっぱいに横長の平屋を建て、日差しをたくさん取り込める家にしましょう。
【南玄関】横長で四角形の平屋の施工実例を紹介
横長で四角形の形状をした、南玄関の平屋の施工実例を紹介します。
①黒い外壁がかっこいいモダンな平屋
鉾田市の平屋｜ファミリークロークを2つ採用！充実した収納を備えた平屋
真っ黒な外壁が印象的なモダンな平屋。軒天・玄関ドア・ウッドデッキに木目を使い、外観のアクセントにしています。横長の長方形の平屋なので、南面に大きな掃き出し窓を3つも施工することができました。
2つの大きな窓はリビング・ダイニングに接しています。
明るい日差しが差し込む、ゆったりとした25.5畳のLDKです。
もう1つの窓は、寝室とつながっています。
グレーのアクセントクロスがかっこいいモダンな空間です。寝室からもデッキへ出られるようになっています。
3LDKの空間に2つのウォークインクローゼットをまとめた33.31坪の家。明るくて暮らしやすい横長の平屋です。
①カリフォルニアスタイルの平屋
鉾田市の平屋｜アクセントウォール・クロス映えるカリフォルニア風デザインの平屋
横長で四角形の平屋だと外観がイマイチと考える方もいるでしょう。こちらの事例のように下屋などをつけることで、四角形の平屋とは思えないおしゃれなデザインに仕上げることもできます。こちらの事例は、建物の南面にカバードポーチをつけて、カリフォルニアスタイルの外観にしました。
外観の大きな三角屋根に合わせてLDKは勾配天井に。
大きな掃き出し窓も相まって、開放的な空間に仕上がりました。カバードポーチへも出られるため、室内と屋外がゆるやかにつながります。
玄関の先には造作洗面台を設置しました。
玄関から一直線につながるため、帰宅後すぐに手洗いうがいができます。玄関との間は壁があるので、来客時でも目線を気にせず洗面を使える点もポイントです。
LDKが広々19.5帖ある3LDKの平屋。27.05坪のコンパクトな家は、価格も暮らしやすさも大満足な住まいです。
③寄棟屋根のシンプルな平屋
建物の奥行きも確保した、やや正方形に近い形の平屋です。屋根は寄棟屋根を採用し、軒を深くして重厚感のある外観に仕上げました。南面全体にタイルデッキとウッドデッキを施工しているため、建物がより大きく見えます。
建物の奥行きを活かして、縦に一直線のLDKを取り入れました。
アイランドキッチンとアクセントクロスがおしゃれなナチュラルな空間です。リビング・ダイニング上は勾配天井を採用し、23畳のLDKがより広く見えるように工夫しました。南面と北面に窓があるため、明るさや風通しも問題ありません。
リビング横には小上がりの畳スペースを作りました。
南面の窓から明るい日差しが入る空間です。壁面と小上がり畳の下に収納があるため、LDKで使うものもすっきり収納できます。
南面の1番西側の空間には、ランドリールームを作りました。
洗濯・乾燥・室内干しができる家事楽スペースです。南側の掃き出し窓から外のウッドデッキに出れば外干しもできます。
居心地の良さと生活のしやすさを考えて作られた35.5坪の平屋です。
コストも住み心地も満足行く平屋を建てよう
せっかく平屋を建てるなら、ゆったりと生活できる暮らしやすい間取りを取り入れたいですよね。また、動線などを意識して家事や育児を楽にするような間取りも魅力的です。
しかし、建物にこだわってもコスト面で納得できなければ、暮らし始めてから住宅ローンの返済で苦労する可能性もあります。コストを削れる箇所をしっかりと見極めながら、平屋の間取りを考えることが大切です。ぜひ、注文住宅へのこだわりと価格面でのバランスの取れた平屋を建ててくださいね。
「A-1home」では、お客様のご要望やご予算に合わせた平屋の間取りづくりをしております。住み心地の良さとコストパフォーマンスが両立した平屋を建てたい方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
予算内で納得のいく家を建てたいとお考えの方は「A-1home」にご相談ください
「A-1home」は無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、総額低価格で暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。
総額低価格ではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応することも可能な性能の住宅です。
長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。
「A-1home」は、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。
”全ては笑顔の為に”
これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりのテーマです。
「A-1home」では、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。
ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。
監修者情報
エイ・ワン株式会社(A-1 home)
エイ・ワン株式会社(A-1 home)は、茨城県行方(なめがた)市で1981年より40年以上「設計・施工・監理一貫体制」で家づくりをしている工務店です。
一級建築士5名／二級建築士2名／宅地建物取引士3名／ファイナンシャルプランナー2名
が在籍しており、各分野の専門知識を持ったプロがマイホームを共に形にしていきます。
