4LDKの平屋間取り事例|家事動線や収納、トイレの数など間取りプランのポイントを解説
最近はバリアフリーの平屋が幅広い世代に人気で、ファミリー向けの4LDKの間取りも増えています。
4LDKの平屋間取りは幅広い家族構成やライフスタイルに対応でき、おしゃれで開放的な空間をつくりやすいのが魅力です。
しかし、平屋は部屋数が増えると予算や動線効率など難しいポイントも増えるため、4LDKで暮らしやすい間取りをつくるためには工夫が求められます。
そこで本記事では、茨城県のハウスメーカー「A-1 home」が、4LDKの平屋間取り成功例や、暮らしやすい住まいづくりのポイントを解説します。
ランドリールームや勾配天井など、4LDKの平屋で人気の間取りアイデアも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
4LDKの平屋間取り事例
さっそく、「A-1 home」が手がけた平屋の中から、4LDKの間取り事例をピックアップしてご紹介します。
詳細ページに住まい全体の写真も掲載していますので、気になる平屋を見つけたらぜひチェックしてみてください。
29.30坪の4LDK平屋間取り事例
▶敷地を活かした開放感あふれるサーファーズハウス|行方市の平屋
日当たりの良い南向きに配置した20.5帖のリビング、両端に配置した4つの洋室など、工夫が盛りだくさんの4LDK平屋間取りです。
▶敷地を活かした開放感あふれるサーファーズハウス|行方市の平屋
LDKは勾配天井や大開口のサッシを採用し、開放感あふれる空間に仕上げています。
▶敷地を活かした開放感あふれるサーファーズハウス|行方市の平屋
南側の庭に面したカバードポーチ付きテラスは、アウトドアリビングとしてお茶やBBQなどを楽しむことができます。
30.05坪の4LDK平屋間取り事例
プライバシー性を考え、4つの居室をバランス良く配置した4LDK平屋の間取り事例です。
対面キッチンからはリビングとダイニングの家族とコミュニケーションでき、窓から視線が抜けるため開放感もたっぷり。
玄関ホールからシューズクロークや各部屋につながる動線を設け、生活や家事効率も高めています。
41.33坪の4LDK平屋間取り事例
LDKを中心とした回遊動線をつくり、家事効率にこだわった平屋の間取り事例です。
キッチンからパントリーや水回りなど複数の動線を設けて、回遊できるようにすることで家事効率をアップさせています。
子供部屋はお子様の成長に合わせて間仕切りできるようにして、3LDK⇒4LDKに変更可能です。
4LDKの平屋に必要な延床面積の目安
▶阿見町の平屋|毎日のことだから。家事ラク動線がうれしい36坪の平屋
4LDKの平屋に必要な延床面積は、先ほどご紹介した事例のように30~40坪台とライフスタイルによって変わります。
実際に4LDKの平屋間取りを考えるときは、家族構成をもとに延床面積の目安を考えるのが分かりやすいでしょう。
家族構成 | 計算式 | 延床面積の目安 |
3人 | 25㎡×3人+25㎡=100㎡ | 30.25坪(100㎡) |
4人 | 25㎡×4人+25㎡=125㎡ | 37.81坪(125㎡) |
5人 | 25㎡×5人+25㎡=150㎡ | 45.37坪(150㎡) |
参照:一般型誘導居住面積水準をもとに計算
豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要とされる誘導居住面積水準によると、家族構成ごとに必要な延床面積の目安は上記の通りです。
3人家族で4LDKの平屋を建てる場合は、30坪前後の延床面積が目安になるということですね。
実際に必要な延床面積は、間取りやライフスタイル、予算などによっても変動しますが、1つの目安として参考にしてみましょう。
4LDKの平屋の間取りプランのポイント
先ほどご紹介したような暮らしやすくおしゃれな4LDKの平屋を建てるために、間取りプランのポイントを押さえておきましょう。
効率の良い家事動線づくりが重要
4LDKで暮らしやすい平屋を建てるために、まずは効率の良い家事動線づくりを心がけましょう。
平屋は部屋数や延床面積が増えると、家事や生活に関する動線が長く、複雑になる傾向があります。
家事動線が悪いと移動距離が長くなり、暮らしにくい平屋になってしまいます。
料理や洗濯、出勤や通学など、1日の行動をシミュレーションして動線をチェックし、ムダを無くすのが暮らしやすい間取りづくりのポイントです。
行き止まりを無くして回遊動線をつくるのも、暮らしやすい4LDK平屋づくりにおすすめのアイデアです。
関連コラム:回遊動線で快適な家づくり|実際の間取り事例と失敗しないコツ、メリット・デメリットを解説
中心が暗くならないように配慮する
4LDKで平屋の延床面積が増えると、窓から遠くて暗い場所ができやすいため注意しましょう。
特に過ごす時間が長いLDKは、南向きに配置したり、勾配天井や高窓を組み合わせたりして採光を確保すると明るく気持ち良い空間になります。
どうしても窓から遠い間取りができてしまうときは、コの字やロの字型の平屋にして中庭をつくるのも1つのアイデアです。
明るさは図面だけだと分かりにくい部分なので、土地の日当たりや方角も踏まえて間取りを検討しましょう。
無駄なスペースをつくらないように気を付ける
4LDKで効率的に暮らせる平屋間取りをつくるためには、無駄なスペースを無くすことも大切です。
例えば、各部屋をつなぐ廊下が多いと、動線が長くなり面積効率も低下してしまいます。
LDK中心の間取りにして廊下を減らすなど、効率が良いアイデアを上手に取り入れるのが暮らしやすい平屋を建てるポイントです。
小屋裏のようなデッドスペースを活かし、広い収納をつくるのもおすすめです。
前述した動線効率とあわせて、無駄なスペースが無いか間取り図をチェックしてみましょう。
必要に応じてトイレ2つの間取りも検討
居室やリビングの配置に応じてトイレの数を検討し、必要なら2か所に設けるのもおすすめです。
4LDKで部屋数が多くなると、トイレから遠い場所ができて不便に感じるケースが多いです。
延床面積が広くトイレから遠い場所ができてしまうときは、2か所に設けて効率の良い生活動線を考えてみましょう。
4LDKの平屋で人気の間取りアイデア
前述したような平屋づくりのポイントにくわえて、おしゃれで利便性が高い間取りアイデアを取り入れるのもおすすめです。
ランドリールーム
効率良く洗濯をこなせるランドリールームは、4LDKの平屋で人気が高い間取りアイデアの1つです。
ランドリールームは洗う⇒干す⇒畳む作業を1か所で完結でき、天候に左右されず室内干しできるのが魅力。
キッチンやサニタリーなど水回りの中間にランドリールームがあれば、効率の良い家事動線をつくることも可能です。
関連コラム:家事動線がよくなる間取りの工夫|ランドリールームのある暮らしと実例紹介
パントリー
▶阿見町の平屋|毎日のことだから。家事ラク動線がうれしい36坪の平屋
キッチンの収納力や料理効率を高めるパントリーも、4LDK平屋の定番間取りアイデアです。
パントリーを設けることでキッチンの収納力が大きくアップし、整理整頓しやすくなるため効率良く料理をこなすことができます。
工夫次第でコンパクトなパントリーでも暮らしやすさを向上できるため、延床面積が限られる平屋でも取り入れやすいです。
関連コラム:パントリーは「いらなかった」と後悔する理由|使いやすくするコツや実例を紹介
玄関土間スペース&シューズクローク
玄関の利便性やデザイン性に影響する土間スペースやシューズクロークも、平屋づくりで人気の高い間取りアイデアです。
土間続きのシューズクロークはお子様の遊具やスポーツ用品などを収納しやすく、いつでもすっきり片付いた玄関をキープできます。
ウォークスルータイプのシューズクロークで前述した回遊動線をつくることもできるため、積極的に検討してみてください。
関連コラム:使いやすいシューズクロークの作り方|8つの間取りのポイントを押さえよう!
茨城で4LDKの平屋を建てるならA-1 homeにお任せください
「A-1 home」は、茨城県を中心に注文住宅を手がける建築会社です。
豊富な平屋づくりの実績を活かし、お施主様のライフスタイルに合わせた暮らしやすい間取りプランをご提案いたします。
家事動線や収納などの暮らしやすさ、満足度に影響する内装や外観デザインなど、こだわりの平屋づくりをお手伝いいたします。
ぜひお気軽にご相談ください。