トイレ2つの平屋間取り事例|メリット・デメリットと後悔を防ぐポイントを解説

平屋の間取りを考えるとき、トイレを1つにするか、2つ設けるかは重要なポイントです。
2階がない平屋はトイレ1つで十分という意見もありますが、延べ床面積や部屋数、間取り全体のバランスによって必要な数は変わります。
そこで本記事では茨城県のハウスメーカー「A-1 home」が、平屋にトイレを2つつくるメリット・デメリットや後悔を防ぐポイントについて詳しく解説します。
実際にトイレを2つつくった平屋の間取り事例、判断基準についても紹介しますので、ぜひ住まいづくりにお役立てください。
Contents
平屋にトイレは2つ必要か

平屋のトイレの数については、1つで十分だった、2つつくれば良かったなど、さまざまな意見があります。
結論からお伝えすると、平屋に必要なトイレの数は、間取りやライフスタイルなどさまざまな要素で変わります。
例えば、家族の人数が少なく延べ床面積も小さい平屋なら、トイレは1つで十分な可能性が高いです。
しかし、平屋は大きくなるほどワンフロアの面積が増えるため、トイレが1つだと移動距離が長くなってしまいます。
実際に平屋のトイレの数について考えるときは、まず2つつくるメリット・デメリットを把握することが大切です。
次の章から、平屋にトイレを2つつくるメリット・デメリットを1つずつチェックしていきましょう。
平屋にトイレを2つつくるメリット

ワンフロアの平屋にトイレを2つつくることで、次のようにさまざまなメリットが生まれます。
トイレを使いやすい動線になる
平屋にトイレが2つあると、各部屋からの距離が短くなり使いやすい動線をつくれるのがメリットです。
ワンフロアの床面積が広い平屋だと、トイレから遠い部屋ができて不便に感じることが多いです。
トイレを2か所に設ければ遠い場所ができるのを防ぎやすく、リビングや寝室などどの部屋からでも使いやすい動線になります。
また、トイレが2つだと玄関の近くに配置しやすくなり、帰宅時にスムーズに使える間取りをつくれるのもメリットです。
▶️関連コラム:平屋の間取りは家事動線がカギ|横の動きを短縮する工夫と施工事例でわかる快適な暮らし
来客時に対応しやすい
平屋の自宅にゲストを招いたとき、トイレが2つあると対応しやすいのもメリットの1つです。
トイレが2つあれば家族用・来客用を分けることができ、客間やリビングから使いやすい場所に配置しやすくなります。
トイレを使うときパブリックスペースを通らない間取りにしやすく、ゲストも気兼ねしにくく、生活動線と交差しにくいのもうれしいポイントです。
家族が渋滞しにくい
忙しい朝の時間帯など、家族が渋滞しにくいのも平屋にトイレを2つつくるメリットです。
家族の人数が多いと、通勤や通学の時間帯にトイレを使うタイミングが重なり、1つだと不便に感じることが多いです。
トイレが2つあればタイミングを分散できるため、待ち時間なくスムーズに朝の支度を整えることができます。
故障時でもトイレを使える
平屋にトイレが2つあると、どちらか1つが故障したときでも普段通り用を足せるのも大きなメリットです。
水漏れや温水洗浄便座の故障などがあるとトイレを使えず、復旧に時間がかかるときは近所に借りに行く必要があります。
トイレが2つあれば同時に壊れる確率は低くなるため、万が一の故障時も普段通りの生活を送ることができます。
平屋にトイレを2つつくるデメリット

さまざまなメリットがある反面、平屋にトイレを2か所つくることには注意すべきデメリットもあります。
よく考えずトイレを2つつくると後悔するリスクもあるため、どんなデメリットがあるのか把握しておきましょう。
掃除の手間が2倍になる
平屋にトイレを2つつくると、普段の掃除の手間が2倍かかるのは大きなデメリットです。
1か所ならちょっとした手間でも、2倍になると掃除が負担になる可能性があります。
トイレットペーパーや掃除用具の補充なども2か所分必要になるため、面倒に感じるケースもあることを覚えておきましょう。
初期費用とメンテナンスの負担が増える
トイレを2か所つくる場合、平屋の初期費用や将来のメンテナンスの負担が増えるのも注意すべきデメリットです。
※トイレの初期費用の内訳
- トイレ本体や温水洗浄便座、ペーパーホルダーなどの製品
- 建具や窓、照明器具などの建材
- 大工・設備・電気・内装工事
トイレを1か所増やすだけでも上記のような費用がかかり、平屋の建物本体価格が高くなります。
また、築年数が経ったときのトイレ交換や内装の張り替えなど、リフォーム費用も2か所分かかるため負担が大きくなります。
▶️関連コラム:【予算別事例あり】平屋の値段事情を解説丨価格相場や費用に影響するポイントとは
居住スペースや収納が減る
平屋にトイレを2か所つくると床面積を消費するため、その分居住スペースや収納が減るのもデメリットの1つです。
トイレは1帖前後のスペースでつくれますが、1か所で済むならその分リビングを広くしたり、収納を増やしたりすることができます。
特に平屋は敷地面積や延べ床面積が限られるケースが多く、スペースをトイレに使うのか、ほかの用途に回すのかは悩みどころです。
将来使わなくなる可能性がある
平屋で暮らす家族の人数が多い場合はトイレが2つあると便利ですが、お子さまの巣立ちなどで将来使わなくなる可能性も考えられます。
使わなくなったトイレを居住スペースや収納などほかの用途に転用するためには、本体の撤去や間取り変更などのリフォームが必要になるためハードルが高いです。
性能もデザインも価格も諦めない!
理想の平屋・注文住宅なら茨城県のハウスメーカー「A-1 home」におまかせください。
土地探しも得意としておりますので、家づくりのことはなんでもお気軽にお問い合わせください。
後悔を防ぐ平屋のトイレの考え方

前述した平屋にトイレを2つつくるデメリットを踏まえて、後悔を防ぐ考え方のポイントを押さえておきましょう。
トイレを使うシーンをシミュレーションする
まずは、朝起きてから夜眠るまでの間、トイレを使うシーンをシミュレーションして必要な数を考えることが大切です。
トイレが1か所でもスムーズに使えるか、2か所あった方が便利なのか、それぞれのパターンでシミュレーションしてみましょう。
帰宅後にトイレを使うとき、夜目が覚めて用を足すときなど、さまざまなシーンを想定して必要なトイレの数を考えてみてください。
掃除しやすいトイレや内装を選ぶ
平屋にトイレを2か所つくる場合、本体や内装などに掃除しやすい物を選ぶのも後悔を防ぐポイントです。
例えばトイレ本体は、防汚コーティングされている物や、凹凸が少なく拭き掃除しやすい物を選ぶと負担を軽減しやすくなります。
床や壁に拭き掃除しやすいパネルやシートを選ぶなど、内装選びで掃除の負担を減らすことも大切です。
予算と優先順位を明確にする
平屋にかけられる予算や、トイレの数を含めた優先順位を明確にすることも後悔を防ぐ対策の1つです。
あらかじめ予算を明確にしておけば、トイレを2つつくることによる追加費用が問題ないのか判断しやすくなります。
また、居住スペースの広さや収納量など、ほかの要望も含めて優先順位を付けておけば、トイレの必要性について考えやすいです。
▶️関連コラム:失敗しないトイレの間取り|後悔しない位置選びと広さの決め方
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トイレ2つの平屋間取り事例
「A-1 home」が手がけた注文住宅の中から、トイレ2つの平屋間取り事例をピックアップしてご紹介します。
実例① 延べ床面積41.33坪(136.63㎡)

▶️家事動線+こだわり満載のおしゃれな4LDK|水戸市の平屋
玄関ホールとユーティリティーの奥にトイレを2つ設けて、どの部屋からも効率良く使える動線に仕上げた間取り事例です。
玄関のトイレは帰宅後にすぐ使いやすく、ゲストを招いたときも生活スペースを通らずに用を足せるようになっています。
実例② 延べ床面積29.30坪(96.88㎡)

▶️敷地を活かした開放感あふれるサーファーズハウス|行方市の平屋
4LDKの部屋数に合わせて、トイレを2か所に設けて動線を最適化させています。
LDKから使いやすい洗面所奥と、玄関ホールにもトイレを設けることで、動線が長くなるのを防ぎ利便性を高めています。
実例③ 延べ床面積47.84坪(158.16㎡)

▶️行方市の平屋|ビルトインガレージ付き!エイワンの技術とこだわりを感じるモデルハウス
約47坪の広い平屋ですが、玄関とランドリールームそれぞれにトイレをつくることで効率の良い動線を実現しています。
LDKからは玄関ホール、ランドリールームどちらのトイレにもアクセスしやすく、忙しい朝の時間帯に渋滞しにくい間取りです。
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茨城で平屋を建てるならA-1 homeにお任せください

平屋にトイレが2つ必要かどうかは、延べ床面積や間取りのバランス、ライフスタイルなどによって変わります。
なるべく平屋づくりの実績が豊富なハウスメーカーに相談し、適切なアドバイスを受けながら理想の間取りについて考えましょう。
茨城県で平屋を検討するなら、多くの平屋注文住宅の実績を持つ「A-1 home」にご相談ください。
お客様のライフスタイルに合わせて、トイレの数を含めて理想の間取りプランをご提案いたします。
