ログハウスのような住み心地の木の家

「こんな家で暮らせたらいいな」

「丸太で作られたすまいに魅力を感じる」

旅先でログハウスに宿泊したり、映画や雑誌でログハウスを見たりした時にそんな風に感じたことはありませんか?薪ストーブの薪が燃えてはぜる音が冬の夜のくつろぎを彩り、裸足で歩く木の床の心地よさが夏の暑さを和らげます。新しい家で、そのような生活を実現しませんか?

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ログハウスは天然の木材で作られた家

ログハウスはログと言われる天然の木材で作られた家のことです。日本の木造建築の家の柱や梁には木材が使われていますが、壁には、他の建材が使われています。しかし、ログハウスは壁の部分もすべてログ材を積み重ねて作られているところが特徴です。

ログハウスには、大きく分けて2つのタイプがあります。

  • ハンドヒューンログハウス 手作業で切り出した木の皮を剥き、切断して加工したログ材を使って建てるログハウスです。野性的な趣のあるごつごつした感じのログハウスです。別荘地や観光地にあるログハウスには、このタイプが多くあります。
  • マシンカットログハウス コンピューターで管理して加工したログ材を使って建てるログハウスです。木材が均一なのでナチュラルでありながら、洗練された雰囲気を持っています。近年、北欧風の暮らし方や雑貨に注目が集まっていることもあり、人気があります。住宅地に建っているログハウスにはこのタイプが多く、カフェやヘアサロンなど、店舗にも使われています。

さらにログハウスにはいくつかの工法があり、それぞれ外観のイメージが異なります。

  • 丸太構法 基本的なログハウスの構法です。手作業や工場で加工されたログ材だけを使って建てるログハウスです。
  • 方杖フレーム構法 ティンバーフレームという柱と梁をログ材で組み、その構造部分を家の中に露出させる構法です。壁にはログ材以外の建材を使いますが、室内の構造部分のログ材が圧倒的な存在感を発揮します。
  • ポスト&ビーム構法 柱と梁にログ材を使いますが、壁には他の建材が使われることもあります。日本の木造在来工法と似ている工法です。
  • ピース・エン・ピース構法 柱と梁をログ材で組み、壁の部分には短い丸太を使う工法です。
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ログハウスの魅力

ログハウスの魅力は大きく分けて2つあります。外観と内装の良さと住み心地のよさです。

好みに合わせた外観

より自然でワイルドな外観を好む人には、ハンドヒューンログハウス、高級感を求める人には方杖フレーム構法のログハウス、洗練された雰囲気を好む人、自然で落ち着いた雰囲気を好む人にはマシンカットログハウスというように、好みに合わせた外観と内装の家を選べます。

住み心地の良さ

ログハウスの住み心地の良さは、木の持つ特性が暮らしに与える数えきれないほどの効果によって生み出されます。

快適な室内環境を作る調湿性

木の壁や床が湿度を調整できる理由

天然の木である無垢材は、建材として加工された後も、呼吸を続けています。木の内部には、土の中から水分と栄養分を吸い上げる固い細胞壁があります。土に植わっている間はこの細胞壁が分裂を繰り返して成長していくのですが、伐採された後もこの細胞壁はそのまま木の内部に残ります。

つまり、木材には目に見えない細胞壁の作る無数の穴が開いているのです。そしてその穴は、木材となった後も、室内の湿度が高くなった時には水分を吸収し、室内が乾燥した時は蓄積していた水分を放出して、室内の湿度を調整する働きをします。

湿度が調整され、室内環境が良くなると変わること

  • 風邪をひきにくくなる 室内の湿度が60パーセント程度に維持されていると、風邪をひきにくくなります。冬場に多くの人が風邪をひいてしまうのは、低温で乾燥した空気の中では風邪を引き起こすウィルスの飛散量が増えるからです。しかし、室内が程よい湿度が調整されていれば、ウィルスの飛散を抑えられます。
  • 肌荒れしなくなる 乾燥は肌の水分を奪う為、肌のコンデイションにも悪影響を与え、肌荒れをおこします。しかし、室内の湿度が保たれていれば、肌が極端に乾燥しなくなり、肌荒れを抑えられます。
  • ダニやウィルスの発生を抑えられる 室内の湿度が増えすぎると、カビが生えやすい環境になり、カビが発生するとカビを餌にしてダニが増殖してしまいます。カビやダニはアレルゲンとなって、アレルギー性皮膚炎や、呼吸器系のアレルギー性疾患などを引き起こします。湿度が高くなり過ぎないように調整された室内では、カビの発生が抑えられるので、カビを発端にして引き起こされる健康被害が防げます。
  • 床に直接布団を敷ける 畳や無垢材には吸湿性があるので、布団を直接敷いても布団の下が就寝中の汗で濡れてしまうようなことは起こりません。就寝中の汗は布団の中に溜まらずに済むので快適で質の良い睡眠をとれます。
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快適な室内環境を作る断熱性

木の壁や床が温度を調整できる理由

木には熱を伝えにくいという性質があります。その為、夏には壁や屋根から侵入してくる暑さを防ぎ、冬には暖房で暖めた空気を家の外に逃がさないという働きをして、家の断熱性を高めます。

温度が調整され、室内環境が良くなると変わること

  • 家の中の温度差が少なくなる 家の断熱性能が高まると、暖房をしている部屋と暖房をしていない部分の温度差が少なくなり、玄関や浴室が極端に寒くならずに済みます。
  • 朝の寒さが和らぐ 就寝中には、燃料費を節約する為、多くのご家庭では暖房を止めています。その為、冬の朝はとても冷えるものですが、断熱性が高まると、暖房を止めた後の温度の低下が緩やかになり、朝の寒さが和らぎます。
  • 冷暖房の効率が良くなる 設定温度をどんなに下げても暑い、暖房をしても、顔ばかり熱くなって足元が冷えるというような状態では、快適な生活ができません。このような問題がおこる理由は断熱性が低いからです。断熱性が高い家は、冷暖房の効きが良く、季節に応じて快適な温度を維持できます。さらに冷暖房の効率の良さは、電気やガス、灯油など燃料費の節約にも繋がります。

木の特性が心と身体に与える影響

木が持っているフィトンチッドという森林揮発性物質には、私たち人間の心と身体を癒す効果があり、伐採されて木材となった後も大気中に発散し続けます。

  • 気分をリフレッシュさせる 私たちの日常生活の中で生まれ、気持ちを圧迫するストレスを軽くして、気持ちを落ち着かせる働きをします。樹木の多い公園や森に行くと気持ちが癒されるのは、木の持つ特性のおかげなのです。
  • 免疫力を高める 生き物の健康を守るのは、自然治癒力という能力です。ちょっとした風邪や切り傷が何の治療をしなくても治癒する理由は、自然治癒能力が働くからです。この力を免疫力といいます。免疫力が高ければ高いほど、病気にかかりにくくなり、病気や怪我の回復が早くなります。
  • 木目が視覚的な癒し効果を生む 木の表面には自然が生み出した模様である木目があります。そしてこの木目は木目を見た人に対して人工的に作られた模様にはないゆらぎ効果を生み出します。波の音や星の瞬きにもあるゆらぎ効果とは、自然が作り出したゆらぎが人間の心に与える安らぎのことです。
  • 身体に与える衝撃を和らげる 木には、衝撃を吸収する働きがあるので、衝撃が関節に与える衝撃を和らげます。高齢者が転倒しても大きなけがになることを防ぎます。
  • 目と耳に優しい室内環境になる 木の持つ紫外線を吸収する働きは、室内に侵入して反射する紫外線が目に与える刺激を和らげます。また、木の持つ音を吸収する働きは、不快な反射音を吸収して不快さを軽減します。反対に木々の葉が擦れ合う音や鳥のさえずりなどの耳に心地の良い音は、人間の心に安らぎを与えます。コンクリートの壁はこのような音を遮断してしまいますが、木の壁は脳にアルファー波を発生させる耳に心地よい音を遮断せず、反復させて高周波を高める働きをします。
  • 木の特性がペットの健康も守る 犬や猫は、足の爪を床に食い込ませて床を蹴り走る為、滑る床で生活していると、足腰に負担がかかります。特に犬は高齢になるとヘルニアを発症したりする恐れもあります。木の床は柔らかく、犬や猫が走りやすい床です。傷はつきますが、簡単な方法で修復できます。
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ログハウスに実際に住むには覚悟が必要

ログハウスは美しい外観、心と身体に優しい室内環境と良い面が非常に多い家です。しかし、実際に住むとしたら、覚悟しておかなくてはならないことがあります。それはメンテナンスの大変さです。

ログハウスは通常の住宅に比べて、家の手入れに手間がかかります。家の手入れに喜びを感じる人、例えばログハウスにすでに住んでいる人の中には、建築から手掛けた人も少なくありません。自分でログ材を積み上げて作った家のメンテナンスは、ログハウス愛好家にとっては、楽しい時間であるに違いありません。

しかし、仕事に追われている人、余暇は他の趣味をしたい人にとって、築後2~3年で再塗装、その後は5年ごとに再塗装を繰り返す、家の歪みを予防する為、定期的にログ壁や柱、建具、階段などの調整をするといったメンテナンスは、精神的な負担になってしまうことがあります。家の手入れが趣味という人にとっては問題ありませんが、家の手入れに時間をかけられない人にとっては、暮らしにくい家かもしれません。

ログハウスのような住み心地でメンテナンスの必要がない家

ログハウスのような住み心地を普通の住宅でも手に入れる方法があります。それは、無垢材で内装された家です。木造在来工法で家の骨組みと屋根や外壁などの外を包む部分を作り、部屋の中の壁や床に無垢材を使うのです。

室内の壁に無垢材が使われていれば、ログハウスのような住み心地の良い家を実現でき、木の持つ特性を日常生活に取り入れられます。無垢材を内装に取り入れると、通常の住宅と同程度のメンテナンスをするだけで、室温と湿度が常に調整されている部屋、木の香りのする部屋、夏涼しく冬暖かい家というログハウスの良い面だけを取り入れた家が生まれます。ログハウスの魅力を持ったログハウス風住宅に住んでみませんか?

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ログハウスのような住み心地の家をお考えならエイ・ワン(株)にご相談を

エイ・ワン(株)は無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、ローコストで暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。

ローコストではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応できる性能の住宅です。

長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。

エイ・ワン(株)は、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。

”全ては笑顔の為に”

これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりです。

エイ・ワン(株)では、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。

ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。


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監修者情報

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)は、茨城県行方(なめがた)市で1981年より40年以上「設計・施工・監理一貫体制」で家づくりをしている工務店です。
一級建築士5名/二級建築士2名/宅地建物取引士3名/ファイナンシャルプランナー2名
が在籍しており、各分野の専門知識を持ったプロがマイホームを共に形にしていきます。

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