無垢材の家にはデメリットもある?

自然な風合いと感触の良さで多くの人に好まれている木の家・無垢材の家ですが、実際に暮らしてみると、デメリットがあるのでしょうか?

「無垢材にした為におこるマイナス面があるならば、それも知っておきたい」

家は長く住む場所であり、毎日を過ごす場所でもあります。これから建てる注文住宅を無垢材の家にしようと検討している家族にとって、先に知っていれば…というような後悔はあってはならないことです。

無垢材の魅力ばかりにとらわれて、暮らし始めてから失敗したと感じないよう、無垢材のデメリットについても確認しておきましょう。

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無垢材の家のデメリットとは?

家に使われている無垢材には、家の骨組み部分に使われている無垢材と、内装に使われている無垢材があります。家の骨組み部分に使われている無垢材は、乾燥すればするほど強度が増すこと、骨組み部分の適材適所で集成材と使い分けがされていることなどから、デメリットはありません。しかし、床に使われている場合には、いくつかの問題点があります。

傷がつきやすい
集成材のフローリングは硬いので、踏み心地に撥ね返るような感覚があります。一方無垢材のフローリングは柔らかいので、踏んだ時に心地よい感触があります。その柔らかさは、傷がつきやすいというデメリットにもなってしまいます。

重く、硬いものを落としてしまった時には、へこんでしまいます。犬や猫が走れば、爪の後が削れてしまいます。子育て中の家庭では子供のおもちゃでも傷がつくことがあります。この傷を無垢材の味わいと感じる人もいれば、見た目が悪くなったと、気にする人もいます。傷が気になる人にとっては、床に傷をつけないよう気を使う毎日になってしまうので、ストレスを感じるかもしれません。

ただし、フローリングの傷は、季節によって変化する湿度で、自然に目立たなくなっていきます。無垢材には湿度が高くなると膨張し、乾燥すると縮むという性質があるので、季節の変化で伸びたり縮んだりします。その伸び縮みの過程で、小さな傷は次第に修復されていくのです。また、すぐに直したい時は自宅で簡単に補修もできます。

  • 湿らせて直す方法 傷の上に、水を含ませた布や、キッチンペーパーなどを、数時間ほど置いておくだけで、小さな傷は修復できます。
  • アイロンを使う方法 傷に水をスプレーし、30分程度そのままにしておきます。タオルなどの布で水を拭き取り、濡れたままの布の上からアイロンをかけます。この作業を数回繰り返し、乾燥させてからワックスを塗って修復完了です。

大きな凹みや、えぐり取られたような深い傷ができてしまった場合には、残念ながら家庭では修復できません。専門家に依頼して、その部分を張り替える、またはサンダーという専用の機械を使って、表面を削る必要があります。

こぼした水分がシミになる
タイルやビニールの床であれば、水分が浸透しないので、汚れがシミになる心配はありません。しかし、無垢材の場合、無垢材の表面にある無数の穴から水分が内部に浸透してしまうので、水や、果汁などを床に垂らしてしまうと、染みができてしまいます。

水だけであれば、乾燥すればシミになりませんが、果汁やコーヒーなどであれば染みができます。また、無垢材の表面に汚れが付着していれば、水だけこぼしても汚れと共に無垢材の中に沁み込んでいくので、染みになってしまうこともあります。また、キッチンや洗面所など、日常的に水がこぼれる環境であれば、表面に汚れがなくても、次第に染みができてしまいます。

シミを完全に修復するのは難しいのですが、染みの程度や種類によってある程度の対処はできます。

  • 水をこぼしてしまったらすぐに拭き取る
  • 色付きのシミの場合、水を含ませた布をあて、アイロンをかける
  • 水や色付きの水分で、染みになってしまった部分を、紙やすりで削り、変色した部分が取れたら、蜜蠟ワックスを塗る

色が変わる
無垢材は紫外線によって次第に色が変化します。この変化を無垢材の良さとしてとらえる人もいれば、経年劣化と捉える人もいます。ビニールや集成材の場合には、変色するだけではなく、劣化してもろく弱くなっていき、表面が剥がれたりすることがあり、確かに経年劣化がおきます。

しかし、無垢材は経年で色が変化するだけです。明るい色の樹種は深い色合いに変わり、濃い色の樹種は明るい色合いに変わっていくなどの変化が楽しめます。しかも、強度が低下することはありません。

経年変化を楽しめない、経年変化後の色は好きになれないというような人にとっては、無垢材の経年による色の変化はデメリットの一つです。ただし、元の色を維持したい場合には、表面全体を削るというメンテナンスを専門家に依頼すれば、新築時の色に戻すことができます。

音がする
無垢フローリングを踏んだ時に軋み音が発生することがあります。この音は、施工時にフローリングの下地材とフローリングの間に隙間ができた時に発生します。軋み音が発生してしまった場合には、施工した工務店に依頼して、接着剤やくぎなどで、下地と無垢フローリングの間の隙間を無くしてもらうと解決します。無垢フローリングの工事が得意な工務店であれば、このような問題は起きません。

無垢フローリングにはもう一つの音の問題があります。床鳴りという現象です。無垢材はフローリングとして床に張られた後も、伸縮を繰り返しています。1~2年ほどである程度収まりますが、その期間には、パーンという大きな音を発することがあります。これは施工上の問題ではなく、自然現象です。夜中に床鳴りがおこると、音が響き怖い思いをすることもありますが、気にしない以外に対処法はありません。

板の隙間にほこりが溜まる
無垢材は冬になって乾燥すると縮みます。その結果、板と板の間に隙間ができ、ホコリが溜まってしまいます。毎日掃除機をかけていても、次第に汚れが詰まってきて、そのうち夏になり湿気を吸った無垢材が膨らんで隙間がなくなってしまいます。その繰り返しをしているうちに、板と板の間に汚れがこびりついてしまうのです。無垢材が乾燥して縮む冬の季節に、ヨウジや竹ヒゴを使って、間に挟まった汚れを取るという方法で対処できます。

頻繁なワックスがけ必須は誤解
無垢材フローリングは定期的にワックスをかけなくてはいけない、水拭きしてはいけないなどと聞き、お手入れが難しそうと思う人も少なくありません。塗装の種類によっては、定期的なワックスがけが必要になる場合もありますが、一般的には頻繁にする必要はありません。普段は、フロアシートやフロアモップで乾拭き、汚れてきたなと感じたら雑巾で水拭きをするだけで、清潔な床を保てます。

無垢材のデメリットには簡単に対処できることや、誤解から生まれていることなどがあります。また、受け取り方によってはデメリットにもメリットになる事柄もあることがお分かりいただけたのではないでしょうか?

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無垢材の家にはメリットの方が多い

デメリットを確認してきましたが、実は無垢材にはそれにもまして、居心地の良い住まいづくりに役立つ面がたくさんあります。

室内の温度を調えやすい
無垢材には熱の移動が少ないという性質があります。その為、夏には外の熱さが室内に入り込むことを防ぎ、冬には暖房の熱が逃げてしまう率を少なくします。その結果、冷暖房が効率良く働き、居心地の良い室内温度が保たれます。

室内の湿度が調う
無垢材には、湿度が高くなると水分を吸収し、乾燥すると、蓄積していた水分を放出するという性質があります。その為、冬の間も室内はカラカラにならず、梅雨時にも室内がジメジメしません。

室温や湿度が適切に保たれる家は、冷暖房の効きが悪い為に、光熱費が増加する、カビが生えて、アレルギー性の皮膚炎や呼吸器系の炎症を発症する、空気が乾燥しすぎて肌荒れを起こしたり、喉や鼻の粘膜の炎症から風邪をひいたりといったことがおこりにくくなります。これらのことは、無垢材の家が健康住宅と呼ばれる所以の一つです。

小さな子供やお年寄りの暮らしも安心
まだよちよち歩きをしている子供はいつ転ぶかわかりません。また床をハイハイしている時に、床を舐めてしまうこともあります。無垢材の床は柔らかいので、よちよち歩きの子供が転んでも、怪我をする心配がありません。また、無垢材には化学的な物質が含まれていないので、床を舐めてしまったとしても、掃除が行き届いていれば、安心です。もちろん大人がごろごろしても気持ち良く、お年寄りが転倒してしまった時には足や腰の関節への衝撃が抑えられます。

ヒヤッとしない
集成材のフローリングやタイルの床などは、素足で歩くと冬はヒヤッとし、夏はベタベタします。でも、無垢材にはじんわりとした暖かみがあり、冬でもヒヤッとしません。また、夏には、調湿性の働きで、さらっとした感触がします。

犬の足腰が変形する病気を防げる
犬が滑りやすい床の家で暮らしていると、足腰に負担がかかり、高齢になった時に椎間ヘルニアや変形性脊椎症などを発症してしまう恐れがあります。集成材の床は滑るので、足腰に負担を与えます。でも、無垢材の床は柔らかく、後ろ足の爪が床に食い込むので、滑らずに走ることができ、足腰への負担がかかりません。もちろん、これらの病気を予防する為には、階段の上り下りをさせないなどの注意も必要です。

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無垢材の家 茨城での建築事例

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茨城で無垢材の家をお考えならエイ・ワン(株)にご相談を


エイ・ワン(株)は無垢材を内装に使ったログハウス風住宅など、ローコストで暮らしやすいシンプルな住宅を建築する会社です。

無垢材の扱いが得意です。無垢材フローリングと床暖房の家の建築実績もたくさんあり、自信を持って床暖房と相性の良い無垢材フローリングの家を完成させます。

ローコストではありますが、建築基準法で定められた耐震性以上の耐震性、家を劣化させない工法による高い耐久性、複層ガラスの窓や断熱材による高い断熱性を備えた長期優良住宅に対応できる性能の住宅です。

長く住まえる家、快適な暮らしができる家は、住宅性能の高い家です。加えて、無垢材の内装の家は、天然の木材が持つ特性によって、家族の健康を守り、心を癒す住宅です。

エイ・ワン(株)は、施主様のライフスタイルや人生観に合わせた住宅の在り方を常に考え、お客様にとって最適な解決策をご提案する暮らしやすい家の創り手です。

”全ては笑顔の為に”

これは、当社が常に心掛け、実践している家づくりです。

エイ・ワン(株)では、これまでに培ったノウハウと、数多く施主様の問題解決を行ってきた豊富な実績を基に、施主様の希望を叶える無垢材を使った家のプランを設計し、ご提案いたします。

ご提案の過程で、家族の夢や実現したいライフスタイルなどの、ご希望を存分にお聞かせください。
当社のスタッフが全力で、お客様の家づくりに寄り添います。

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