室内干し、どこに干す?「間取り」と「干し方」で変わる雨の日の洗濯
最近、ニュースで大雨や台風の話題を目にすることが増えましたね。
8月には千葉県でも記録的な大雨となり、大きな被害が出ました。
このブログを書いている今日も、大雨への警戒が呼びかけられています。
大雨の日は、外出や防災のことはもちろんですが、私たちの身近なところでも、ちょっとした困りごとが増えてきます。
そのひとつが、洗濯物。
「今日は外に干して大丈夫かな?」
「雨が降りそうだから、最初から部屋干しにしようかな?」
天気予報を気にしながら、洗濯物をどこに干すか悩む方も多いのではないでしょうか。
室内干しで気になるのは、「乾きにくさ」や「生乾きのにおい」。
そこで、室内干しを少しでも快適にするために意識したいのが、「風の通り道」です。
洗濯物のまわりに風が通れば、乾きやすさも変わってきます。
そして、この「風の通り道」は、実は毎日の干し方だけでなく、家の間取りや窓のつくり方でも工夫できるんです。
今回は、雨の日の洗濯をちょっとラクにする、「間取りでできる工夫」と「暮らしでできる工夫」についてご紹介します。
間取りでできる工夫。まずは「風の通り道」を考える
「室内干し」を考えるとき、まず気にするのは「どこに干すか」ですよね。
洗面脱衣室に干す?
ランドリールームをつくる?
干す場所を考えることも大切ですが、もうひとつ意識したいのが、「その場所に風が通るかどうか」。
間取りを考えるときには、
「どこから風が入って、どこへ抜けていくのか?」
ということも、ぜひ考えておきたいポイントです。
窓は、ただ数を増やせば風が通るというわけではありません。
部屋の位置や窓の配置などを考えながら、風の入口と出口をつくる。
そうすることで、家の中に風の通り道ができやすくなります。
これはもちろん、室内干しのためだけではありません。
普段の換気をしやすくしたり、季節によっては自然の風を取り入れたり。
「風が通る間取り」は、毎日の暮らしを考えるうえでも大切なポイントです。
「ウィンドキャッチ窓」も、風を取り込む工夫のひとつ
そんな「風を取り込む工夫」のひとつが、ウィンドキャッチ窓です。
代表的なものに「縦すべり出し窓」があります。
窓を開けたとき、外を流れている風をキャッチして、室内に取り込みやすくしてくれる窓です。
風の向きや周囲の状況にもよりますが、窓の開き方を工夫することで、室内に風の流れをつくることができます。
例えば、室内干しをする場所にこうした窓を設けておけば、風の通り道をつくる工夫のひとつになります。
「洗濯物をどこに干すか」だけではなく、
「そこにどうやって風を通すか」
まで考えておく。
こうしたところにも、家づくりのちょっとした工夫があります。
家を建てたあとでもできること
「風の通り道が大切なのは分かったけど、もう家は建っているし……」
という方もご安心ください。
室内干しは、普段の干し方を少し変えるだけでも工夫できます。
例えば、試していただきたいのが「アーチ干し」。
洗濯物を干すとき、両端に丈の長いもの、中央に短いものを配置します。
すると、洗濯物の下側がアーチのような形になります。
洗濯物同士の間に空気が通りやすくなるので、室内干しをするときのちょっとした工夫になります。
そして、もうひとつ大切なのが、詰め込みすぎないこと。
「まだ干せる!」と思って、ハンガーをどんどん追加したくなりますが(笑)、少し間隔をあけて、風が通るスペースをつくってあげましょう。
サーキュレーターなどを使う場合も、洗濯物に風を当てるだけでなく、斜め下から洗濯物の間を風が通り抜けるようにすることを意識するとよさそうです。

家でできること、暮らしでできること
こうして考えてみると、雨の日の室内干しを快適にする方法は、ひとつではありません。
家づくりの段階なら、
「どこに干す?」
「そこに風は通る?」
「どんな形状・機能の窓をどんなふうに配置する?」
と、間取りや窓から考えてみる。
そして、実際の暮らしでは、
「洗濯物の間隔をあける」
「アーチ干しにしてみる」
「サーキュレーターで風を送る」
など、ちょっとした工夫をしてみる。
間取りでできる工夫と、暮らしの中でできる工夫。
「今日はどこに干そう?」と悩んだときは、ぜひ一度、「風の通り道」を意識してみてください。
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