「平屋×切妻屋根」がおしゃれ!メリット・デメリットや事例紹介

「平屋×切妻屋根」がおしゃれ!メリット・デメリットや事例紹介

最近、シンプルでスタイリッシュな「平屋×切妻屋根」の組み合わせが人気を集めています。

伝統的な形状でありながらモダンにもナチュラルにも仕上げやすく、外観デザインの幅が広いのが魅力です。

そこで本記事では茨城県のハウスメーカー「A-1 home」が、切妻屋根の基本からメリット・デメリットなど、知っておきたい情報を詳しく解説します。

おしゃれな平屋の施工事例も紹介しますので、ぜひイメージづくりにもお役立てください。

「切妻屋根(きりづまやね)」とは

サーファーズハウス

▶️鉾田市のサーファーズハウス|タイルデッキがスタイリッシュな32.5坪サーファーズハウス

切妻屋根(きりづまやね)とは、棟(むね)を頂点として左右の屋根が三角形に組み合わさった形状のことを指します。

「への字」や三角屋根のような形をしており、日本家屋はもちろん、洋風の住宅でも広く採用されています。

構造がシンプルで雨や雪がスムーズに流れやすく、通気や採光にも優れているのが特徴です。

またデザインの自由度も高く、幅広い外観テイストにマッチする屋根形状となっています。

A-1 home」は外壁選びを含めた平屋についてのご相談を受け付けています。

平屋に興味をお持ちの方、費用や間取りについてご質問がある方は、お気軽にお問い合わせください。

▶茨城県のハウスメーカー「A-1home」に相談する

平屋切妻屋根のおしゃれな事例

ここでは、平屋の切妻屋根のおしゃれな施工事例をご紹介します。

爽やかな平屋サーファーズハウス

平屋, サーファーズハウス, 家事ラク住宅 敷地を活かした開放感あふれるサーファーズハウス|行方市の平屋

▶敷地を活かした開放感あふれるサーファーズハウス|行方市の平屋

切妻屋根は、左右対称の外観でよく採用されています。

こちらは平屋のサーファーズハウスで、爽やかなブルーの外壁とマッチしています。

カバードポーチとも組み合わせやすいため、半屋外空間を有効活用したい場合におすすめです。

コンパクトな1LDKの平屋

新島村の平屋|別荘に最適な注文住宅

▶新島村の平屋|別荘に最適な注文住宅

こちらは1LDKのコンパクトな平屋で、別荘やセカンドハウスにおすすめです。

シンプルな建物形状のため、切妻屋根との相性もぴったりです。

ウッドデッキが広めに計画されており、ゆったりとした時間を過ごせます。

 

ウッドデッキについて詳しくは、下記記事をご覧ください。

関連コラム:ウッドデッキ×平屋で理想の暮らしを実現丨注意点やデメリット対策、素敵な実例も紹介

 

A-1homeには、平屋の施工事例が複数ございます。ぜひご覧ください!

▶️施工事例

平屋を切妻屋根にするメリット

外壁がおしゃれな平屋

▶11帖テラスと22.5帖LDKでゆとりある暮らしを楽しむ29.5坪の平屋|取手市の平屋

ここでは、平屋を切妻屋根にするメリットについて解説します。

外観がおしゃれになる

切妻屋根は三角形のフォルムが特徴で、外観がバランスの良いデザインになります。

屋根の勾配や素材を工夫することで、ナチュラル・モダン・和風などさまざまなスタイルに調和します。

片流れ屋根よりも安定感があり、シンプルな平屋をよりスタイリッシュに見せたい人に人気です。

屋根裏空間を有効活用できる

切妻屋根は屋根の中央部に高さがあるため、天井を高くとったり、屋根裏を収納やロフトとして活用したりしやすい構造です。

平屋の場合、限られた床面積でも立体的に空間を広げられます。

勾配天井にすることで、開放感のある居心地のよいリビング空間も実現可能です。

 

勾配天井については、以下の記事でメリットや後悔しないポイントを確認できます。

関連コラム:勾配天井が平屋に与えるメリットと後悔ポイント

メンテナンス性が高い

切妻屋根は構造がシンプルで雨水の流れがよく、屋根材の劣化や雨漏りリスクが比較的少ないのが特徴です。

複雑な接合部が少ないため施工や点検も容易で、メンテナンスコストも抑えやすくなります。

さらに片流れ屋根よりも風の抵抗を受けにくく、台風などの強風に対しても安定した耐久性を発揮できます。

A-1 home」は外壁選びを含めた平屋についてのご相談を受け付けています。

平屋に興味をお持ちの方、費用や間取りについてご質問がある方は、お気軽にお問い合わせください。

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平屋切妻屋根の計画①形状

カリフォルニアスタイルの家

▶️鉾田市の平屋|アクセントウォール・クロス映えるカリフォルニア風デザインの平屋

ここでは、平屋切妻屋根の「形状」に関する計画ポイントをご紹介します。

勾配・高さ

切妻屋根の「勾配・高さ」は、外観デザインと機能性の両方に関わる重要なポイントです。

緩やかな勾配にするとモダンで落ち着いた印象になり、安定感のあるデザインになるのが魅力です。

 

一方で急勾配にすると立体感が強調され、海外風のデザインになります。

また勾配が急なほど雨や雪が流れやすくなり、屋根の耐久性も向上するのがメリットです。

可能であれば勾配天井やロフトを設けることで、平屋でも開放感のある空間づくりが可能になります。

妻側・桁側の向き(妻入り・平入り)

切妻屋根は、建物のどの面を正面にするかで印象が大きく変わります。

三角形の面(妻側)を正面に見せる「妻入り」は、シンボリックで個性的な外観が特徴です。

一方で軒先(桁側)を正面にする「平入り」は、落ち着いた印象で周囲に調和しやすいデザインとなります。

敷地形状や日当たり、通風、玄関の位置などを踏まえて計画すると、バランスの良い外観になります。

軒の深さ

軒(のき)とは、建物の屋根が外壁よりも外側に突き出している部分のことを指します。

軒を深くすることで、夏の強い日差しを遮りつつ、冬は日光を取り入れやすくなり、室温を自然に調整できるのがメリットです。

また外壁や窓への雨の吹き込みも防げるため、メンテナンス性の向上にも効果的です。

逆に浅い軒はシャープで現代的な印象になるので、デザイン性と機能性のバランスを考えて決めるのがおすすめです。

平屋切妻屋根の計画②素材

木目調サイディング外壁の平屋外観

▶行方市の平屋|無垢材とスタイリッシュなコーディネイトが光る平屋

ここでは、平屋切妻屋根の「素材」に関する計画ポイントをご紹介します。

金属(ガルバリウム等)

ガルバリウム鋼板に代表される金属屋根は軽量で耐久性が高く、スタイリッシュな外観を演出できるのがメリットです。

とくにモダンデザインの平屋と相性がよく、シャープで洗練された印象に仕上がります。

錆びにくく耐候性にも優れているため、メンテナンス頻度を抑えられるのも魅力です。

スレート

スレート屋根は、軽量でコストパフォーマンスに優れた定番の屋根材です。

デザインバリエーションが豊富で、落ち着いた印象からモダンな雰囲気まで幅広く対応できます。

ただし経年劣化による色あせやひび割れが起こりやすいため、10〜15年ごとの塗装メンテナンスが必要です。

瓦屋根は重厚感と高級感があり、和モダンやナチュラルテイストの平屋にぴったりの素材です。

耐久性や断熱性に優れ、適切に施工すれば50年以上も長持ちします。

また耐火性にも優れており、安心感の高い屋根材といえます。

一方で重量があるため、構造計算や耐震性への配慮が必要です。

平屋切妻屋根の計画③付帯設備

つくばみらい市の平屋|無垢材を使ったカリフォルニア風サーファーズハウス

▶️つくばみらい市の平屋|無垢材を使ったカリフォルニア風サーファーズハウス

ここでは、平屋切妻屋根の「付帯設備」に関する計画ポイントをご紹介します。

ロフト

切妻屋根の中央部に高さが生まれる構造を活かして、ロフトを設けるのも人気です。

限られた平屋の床面積を有効に使える上に、収納や趣味スペース、お子さまの遊び場など多用途に活用できます。

ただしロフトは熱がこもりやすいため、断熱や換気の計画をしっかり行うことが快適性を高めるポイントです。

 

ロフトを検討されている方は、下記記事もご参考にしてみてください。

関連コラム:ロフト高さ(建築基準法)とは|おすすめの使い方事例もチェック

太陽光発電

切妻屋根は広い屋根面積が確保できるため、太陽光発電との相性が良い形状です。

南向きの屋根面にパネルを設置すれば、効率的に日射を取り込めて発電量を最大化できます。

ただし屋根勾配の角度によって発電効率も変わるため、地域の日照条件に合わせた設計が重要です。

屋根材やレイアウトを工夫することで、見た目の美しさと機能性を両立したエコな平屋を実現しましょう。

屋根断熱

切妻屋根の場合、屋根裏や勾配天井部分に断熱材を施工することで、夏の暑さや冬の冷気をしっかり遮断できます。

断熱性能を高めることで冷暖房効率が上がり、省エネにも貢献できるのがメリットです。

通気層を確保することで、湿気や結露の防止にもつながります。

平屋の切妻屋根の注意点・デメリット

平屋切妻屋根の注意点

平屋に切妻屋根を採用することで、いくつかのデメリットも生じます。

ポイントを押さえておくことで、新築計画時に活かしてみてください。

「ダサい」外観になる場合も

切妻屋根はシンプルな形状のため、デザイン次第では単調でのっぺりした印象になり「ダサい」と感じられてしまうこともあります。

とくに外壁とのバランスや屋根勾配、軒の出方などを考慮しないと、古風すぎたり安っぽく見えてしまうのがデメリットです。

外観をおしゃれに仕上げるには、屋根材やカラー、窓配置、外壁デザインなどをトータルで計画することが大切です。

デザイン性と機能性を両立させる工夫が求められるので、信頼できる建築会社に依頼しましょう。

妻側の外壁が劣化しやすい

切妻屋根の「妻側」は、雨や風が妻側(屋根の三角部分)に直接当たりやすい構造のため、外壁の劣化が進みやすい傾向があります。

とくに降雨量の多い地域や海沿いなどでは、塗装の剥がれや汚れ、ひび割れが起こりやすく注意が必要です。

そのため防汚性・耐候性の高い外壁材を選ぶ、軒を深く取るなどの工夫で劣化を軽減しましょう。

定期的な点検とメンテナンスも、長持ちのポイントです。

防水対策が必要

シンプルな構造の切妻屋根でも、防水対策は欠かせません。

とくに屋根の棟や外壁との取り合い部分、窓まわりなどは雨漏りリスクが高い箇所です。

そのため屋根勾配を十分に取って雨水の排水経路を確保したり、信頼できる施工業者に依頼したりすることで防水性を高めましょう。

茨城でおしゃれな平屋を建てるならA-1 homeへ

アメリカンテイストの平屋の外観

▶海沿いで目を引くサーファーズハウスの平屋|袖ケ浦市の平屋

平屋に切妻屋根を採用することで、デザイン性・機能性・メンテナンス性のバランスが取れた理想の住まいを実現できます。

屋根勾配や素材、方角、付帯設備までトータルで計画することで、見た目にも美しく快適に暮らせる平屋が完成します。

A-1 home」は、茨城県を中心に注文住宅を手がける建築会社として、これまで多くの平屋づくりをお手伝いしてきました。

おしゃれな外観デザインはもちろん、暮らしやすい間取りも含めた理想の平屋プランをご提案いたします。

ぜひお気軽にご相談ください。

監修者情報

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)は、茨城県行方(なめがた)市で1981年より40年以上「設計・施工・監理一貫体制」で家づくりをしている工務店です。
一級建築士4名/二級建築士1名/宅地建物取引士3名/ファイナンシャルプランナー1名
が在籍しており、各分野の専門知識を持ったプロがマイホームを共に形にしていきます。

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