上棟は、雨の日上等!です。

東京都渋谷区で木の家の建築を行っています。
上棟の日は、あいにくの雨。雨の日の上棟となってしまいました。

上棟の日が決まったら、1週間ほど前から雨の日の上棟とならないことを祈って、毎日、天気予報をチェックしています。
しかし、天候はどうしようもないですね。

雨風がよほど強いと延期することもありますが、多少の雨であれば、予定どおり決行となります。

木の家の建築には大工さんだけではなく、電気屋さん水道屋さんなど多くの職人さんたちがかかわります。
その職人さんたちは、木の家の建築スケジュールにそって予定を組んで現場に来て仕事をしていきます。

上棟に参加してもらう職人さんは、主に「とび職さん」「大工さん」「クレーン屋さん」「(木材の)配送屋さん」などです。クレーン車が入れないような場所の場合、「荷揚げ屋さん」が人力で木材などを車から建物の中まで運んでいきます。
その他に、「現場監督」「建築士」など工事監理のために参加します。
総勢では、10人前後となります。

これらの職人さんたちは請け負っている現場が他にもありますから、予定していた日が延期になった場合、次の日に上棟の工事をするということができません。
ですから、雨風が強く作業に危険性が高いと判断されない限り、多少の雨であれば上棟の工事を実行します。

雨の日の上棟は職人さんはカッパを着て行います。
上棟には慣れているとはいえ、職人さんたちも神経をつかう作業です。
雨の日の上棟は安全第一で行い、晴れの日に比べ多少時間がかかりましたが、その日のうちに無事に上棟が完了いたしました。

建築事例