「あらわし梁」のおしゃれな事例|間取りの注意点やコツまとめ

「あらわし梁」のおしゃれな事例|間取りの注意点やコツまとめ

「あらわし梁」のある空間は、個性的でおしゃれな空間になります。

そこで本記事では、茨城県のハウスメーカー「A-1 home」が、あらわし梁のおしゃれな事例や間取りの注意点について詳しく解説します。

梁のある住宅を検討中の方は、ぜひ最後までお読みください。

「あらわし梁」がおしゃれで人気!

吹き抜けの窓で明るい勾配天井

▶️鉾田市の平屋|アクセントウォール・クロス映えるカリフォルニア風デザインの平屋

近年、天井の梁をあえて見せる「あらわし梁」が人気を集めています。

木の温もりや素材感を活かしたデザインは、ナチュラルやカフェ風、インダストリアルなどさまざまなテイストにマッチします。

天井が高く見え、空間に開放感や個性を与えてくれる点も魅力です。

 

「梁」について詳しくは、下記の記事もご覧ください。

関連コラム:天井の梁を見せるメリットとデメリットを徹底比較|おしゃれな実例や照明のアイデアも紹介

 

A-1 home」はおしゃれな間取りの住宅の様々なプランを提案可能です。

興味をお持ちいただいた方、または何かご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。

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あらわし梁の施工事例

勾配天井とは

▶️小美玉市の平屋|ブラック外観と無垢材のクールな平屋

ここではまず、あらわし梁の施工事例を紹介します。

おしゃれなイメージを参考にすることで、ぜひご自宅に活かしてみてください。

勾配天井のおしゃれなあらわし梁

小美玉市の平屋|ニュージーパインの木のぬくもりを感じる平屋

▶️小美玉市の平屋|ニュージーパインの木のぬくもりを感じる平屋

こちらは平屋住宅で、勾配天井にあらわし梁が採用されています。

ニュージーパイン材の明るいトーンで、柔らかな雰囲気に仕上がっているのが特徴です。

折り上げ天井×あらわし梁

水戸市の平屋|ワンランク上の、上質なくらし。洗練されたホテルスタイルの平屋+ガレージ棟

▶️水戸市の平屋|ワンランク上の、上質なくらし。洗練されたホテルスタイルの平屋+ガレージ棟

折り上げ天井でリビング・ダイニングの天井を高くすることで、開放的な空間が作れます。

またあらわし梁の色味の選び方によって、空間の雰囲気が大きく変わります。

こちらの平屋ではダークなカラーを採用することで、シックな印象になっているのが特徴です。

間接照明が素敵なあらわし梁

つくば市の二階建て|アイランドキッチンのあるログハウス風住宅

▶️つくば市の二階建て|アイランドキッチンのあるログハウス風住宅

あらわし梁にスポットライトを設置することで、間接的でふんわりとした照明が実現します。

ダクトレールであれば照明器具の位置を自由に変えられるため、インテリアの模様替えにも柔軟に対応できるのがメリットです。

木目を活かしたあらわし梁

行方市の二階建て|ルーフバルコニーのある傾斜地の家

▶️行方市の二階建て|ルーフバルコニーのある傾斜地の家

こちらでは内装材やあらわし梁全体に木目が採用されており、ナチュラルな雰囲気が素敵です。

構造材である梁をあえて見せつつ、オリジナリティのあるデザインに仕上げています。

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あらわし梁のメリット

クロス巻きで仕上げた勾配天井

▶️鹿嶋市の平屋|34帖LDKを実現した長期優良住宅の平屋

ここでは、あらわし梁のメリットについて整理しておきます。

天井高さを確保できる

あらわし梁は天井を張らずに梁をそのまま見せることで、構造上の高さを最大限に活かせます。

そのため視覚的にも実際にも天井が高くなり、開放感のある空間になるのがメリットです。

狭小住宅や吹き抜けを取り入れた間取りでも、圧迫感のない広がりのある住空間を演出できます。

間接照明と相性が良い

あらわし梁は、間接照明との相性が抜群です。

具体的には梁の上や側面に照明を仕込むことで柔らかな光が天井や壁を照らし、落ち着いた雰囲気を演出できます。

空間全体に陰影が生まれてインテリアに深みが加わるため、ホテルライクな仕上がりを目指す人にもおすすめです。

間取りのアクセントになる

梁の存在がインテリアのアクセントになり、空間にリズムや個性をもたらします。

木の質感を活かすことでナチュラルな印象にできる他、ダークカラーに塗装すればインダストリアルな雰囲気にもアレンジ可能です。

家具や床材と組み合わせることで、コーディネートの幅が広がります。

採光・通風が良い

あらわし梁は天井を張らず梁見せする構造のため、空間を遮る要素が少なくなり窓からの光や風が通りやすくなります。

とくに高窓や吹き抜けとの相性も良く、自然光を取り入れながら風通しの良い空間づくりが可能です。

 

高天井空間の間取りについて詳しくは、下記の記事もご覧ください。

関連コラム:勾配天井リビングの間取り方法|照明や吹き抜け高さをチェック

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あらわし梁の注意点・デメリット①構造

あらわし梁の注意点

ここでは、あらわし梁の「構造」に関する注意点やデメリットについて解説します。

省令準耐火では木のあらわし梁が不可

「省令準耐火構造」の住宅では、火災時の延焼を防ぐため構造部材を石膏ボードなどで被覆する必要があります。

そのため、木の梁を露出させる「あらわし梁」は仕様上認められていません。

とくにフラット35を利用する場合や、火災保険の優遇を受けたい場合には、省令準耐火仕様が求められるケースも多いため、事前の確認が必須です。

【参考】住宅金融支援機構|省令準耐火構造の住宅とは

防火・準防火地域では内装制限を受ける場合がある

都市部や密集地では防火・準防火地域に指定されていることがあり、この区域では建築物の内装や構造に厳しい制限が課されます。

とくに天井や壁に木材を露出する場合、防火性能に適合した素材や仕上げが求められるため、一般的なあらわし梁の設計では対応できない場合があります。

そのため設計段階で、建築士と相談しながら進めることが重要です。

小屋裏やロフトを作れない

あらわし梁にすることで天井裏のスペースがなくなるため、小屋裏収納やロフトの設置が難しくなる場合があります。

収納や多目的スペースを重視するなら、あらわし梁の採用を避けた方が床面積を確保できます。

 

ロフトについて詳しくは、下記の記事もご覧ください。

関連コラム:ロフト高さ(建築基準法)とは|おすすめの使い方事例もチェック

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あらわし梁の注意点・デメリット②メンテナンス・設備

あらわし梁の注意点

ここでは、あらわし梁の「メンテナンス・設備」に関する注意点やデメリットについて解説します。

梁にホコリが溜まりやすい

あらわし梁は普段の掃除では手が届きにくく、ホコリが溜まりやすいという欠点があります。

そのため掃除の手間や安全面を考えると、梁のデザインや位置に配慮した設計が望まれます。

梁上照明は交換の手間が掛かる

梁の上や側面に設置された照明器具は、メンテナンスや電球交換の際に脚立や足場が必要になることがあります。

とくに高天井の場合、安全に作業するためにはプロに依頼する必要が出てくる場合もあるため注意しましょう。

おしゃれさや演出性を重視する一方で、使用頻度の高い照明はメンテナンス性も考慮して配置することが大切です。

冷暖房効率が低い

天井を高くしたあらわし梁の空間では、冷暖房効率が悪くなりがちです。

冬は暖かい空気が上に逃げやすく、夏は熱がこもりやすくなるため、エアコンの効きが悪くなることも考慮する必要があります。

吹き抜け対応のエアコンやシーリングファンを併用することで空気の循環を促し、快適性を保つといった工夫が求められます。

平天井よりコストが掛かる場合がある

構造材を見せるあらわし梁はデザイン性や素材の質感を重視するため、仕上げや施工に手間がかかることがあります。

また梁材自体にも強度や見た目が求められるため、通常の平天井よりもコストアップにつながるのがデメリットです。

予算とのバランスを取りながら、どこまで見せるかを慎重に検討することが必要です。

 

基本的な家づくりのポイントについては、下記の記事もご覧ください。

関連コラム:【7ステップ】新築を建てる前に知っておきたい基本的な流れと費用計画|失敗しない家づくり

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あらわし梁の間取りのコツ

平屋を勾配天井にするデメリットと後悔しないための対策

ここでは、あらわし梁の間取りのコツについて解説します。

高断熱・高気密住宅にする

天井を高くするあらわし梁は冷暖房効率の低下が課題となるため、建物全体を高断熱・高気密にすることが重要です。

断熱材の選定や窓の性能を高めることで、夏は涼しく冬は暖かい快適な空間を実現できます。

これにより省エネ性も向上し、光熱費の節約にもつながります。

複数の照明を組み合わせる

あらわし梁の空間では、照明を一ヶ所に集中させるのではなく、ダウンライト・間接照明・ペンダントライトなどをバランスよく配置するのがコツです。

梁の陰影を活かしつつ作業しやすい明るさも確保できるため、デザイン性と機能性を両立できます。

「化粧梁」にする方法もおすすめ

構造梁をあらわしにする代わりに、装飾用の「化粧梁」を設ける方法もあります。

こちらは構造に関係なく設置できるため、自由度が高いのがメリットです。

省令準耐火住宅や防火地域でも採用しやすく、安全性やコストの面でも柔軟に対応可能です。

 

失敗しない間取りのコツについては、下記の記事もご覧ください。

関連コラム:注文住宅の失敗例から学ぶ後悔しない間取りと設備選びのコツ|失敗する原因も解説

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A-1 home」は、茨城県を中心に注文住宅を手がける建築会社です。

あらわし梁のある住宅についても、豊富な施工経験から適切な提案が可能です。

理想の住宅を実現するなら、ぜひ「A-1 home」にご相談ください。

お客様の夢を形にする最適な住まいづくりを、豊富な経験と確かな技術でお手伝いいたします。

監修者情報

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)

エイ・ワン株式会社(A-1 home)は、茨城県行方(なめがた)市で1981年より40年以上「設計・施工・監理一貫体制」で家づくりをしている工務店です。
一級建築士5名/二級建築士2名/宅地建物取引士3名/ファイナンシャルプランナー2名
が在籍しており、各分野の専門知識を持ったプロがマイホームを共に形にしていきます。

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