家は“根っこ”のような存在|子どもの一人暮らしで感じたこと
桜が満開になり、すっかり春になりましたね。
車で走っている時にも、この時期にしか見られないカラフルな景色がいたるところで広がり、気分が上がります。
私事ですが、昨日から子どもが一人暮らしを始めました。
新社会人としてのスタートです。

いよいよこの日が来たな、大きくなったなぁと思う気持ちが1割。
寂しい気持ちが2割。(本当は2割どころじゃないですが)
何をおいてもとにかく無事でいてほしいという、心配な気持ちが7割…
新居で一緒に準備をして、私だけ帰宅するとき、
子どもが小さかったときのことや、自分が家を出たときの両親のことを思い出し、
いろいろな感情を巡った結果、「応援するのみ!」という気持ちに落ち着きました。
ちゃんとやっていけるかなと心配は尽きませんが、
これから自分の生活をつくっていくんだなと思うと、楽しみな気持ちもあります。

家って、こういう節目を支える場所なんだなと、改めて感じました。
どこへ行ってもつながっている、根っこのような場所があるというのは、安心できることだなと思います。
普段は仕事として家づくりに向き合っていますが、
こういう瞬間に、「家」という場所の意味をあらためて考えさせられます。
私たちがつくっているのは建物ですが、
その中で過ごす時間や、家族の節目のひとつひとつが積み重なって、
ようやく“その人にとっての家”になっていくんだなと感じています。
そして同時に、
「帰ってこられる場所」をつくっているんだな、ということもあらためて実感しました。
送り出す側も、送り出される側も、
それぞれの場所で、あたたかい時間が積み重なっていくことを願っています。


