どのログ材を選択なさるかは、ログハウス・オーナー様のお好みと目的にもよります。材質の目安として、径1インチで12年分(年輪12本)にあたる材をオールドログ呼びますが、いずれの材でも樹木が歳月を重ねて成長し年輪が密になったものが良いログ材です。
| 材 種 | 科・属 | 産 地 | 特 徴 | |
| シーダー | イエローシーダー (米ヒバ) |
ヒノキ科 | オレゴン州〜アラスカ州 | 水に強く耐久性が高く粘りもある。大部分が芯材で構成される優秀な材。 土台,船のオール等に使用。 |
| レッドシーダー (米スギ) |
スギ科 | ワシントン州〜カルフォルニア州 | 腐朽に強く軽く耐久性、加工性に優れている。独特の芳香がある。高価。 屋根材,サイディング,造船,防虫剤等に使用。 |
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| ダグラスファー (米マツ) |
マツ科 [トガサワラ属] |
北米大陸の西部に広く分布 | 粘りがあって強度も強く、ログ材としては最もよく使用される。価格も安定。 北米製ハンドカットログ等に使用。 |
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| パイン (欧州アカマツ) |
マツ科 | ヨーロッパ全域〜中央アジア〜シベリア | 乾燥後の性質は安定している。生育範囲が広範であり性質は多様。安価。 (例)フィンランドパイン,スカンジナビアンパイン,ロッジポールパイン等 土木,建築材,パルプ,北欧産ログハウス等に使用。 |
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| シベリヤカラマツ | マツ科 | ロシア | 北洋材(ロシア・北欧諸国)の中でも原木の輸入が最も多い。 国内加工のログハウス等に使用。 |
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| スプルース (米トウヒ) |
マツ科 | 北米〜欧州〜ロシア | 軽く木目も揃い加工性に優れている。ダグラスファーと並んでログとして多様されるがやや強度は落ちる。安価。 ログ材,楽器,家具,仕上げ材等に使用。 |
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| その他の北米材 | ヘムロック、サイプレス、ラーチ等 | |||
| 国産材 | ヒノキ | ヒノキ科 ヒノキ属 |
福島県〜 九州 |
木肌は美しい。独特の芳香。耐水性・耐朽性・加工性に優れる。 建築部材(土台,外まわり,床板,天井板,建具),家具,浴槽等に使用。 |
| 杉 | スギ科 スギ属 |
本州〜四国〜九州 | 軽軟できめ細かく木目が美しい。独特の芳香。 さまざまな用途,ログ材等に使用。 |
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| カラマツ | 長野県〜 北海道 |
強い粘りと耐朽性が高い。 狂いが生じやすくログ材としては、チンキング工法での使用が多い。 |
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| 【特殊な例】古電柱 | 中古の木製電柱 | その耐朽性が見直されハンドメイドのログ材として用いられることがある。しかし防腐剤塗布面のサンダー処理等が不可欠。 | ||
建物の開口部に取り付けるものの総称を「建具」(たてぐ)と呼ぶ。窓、ドア等があり、その機能としては、開閉、間仕切り、眺望、換気・採光、防犯、デザイン等である。
○ 窓
| 分類 | 窓の種類 | 特 徴 | ||
| 開閉方式 | 両引き窓 | 2枚の窓が、横にスライドするタイプの窓。したがってさらに2枚の窓が両側にあるか戸袋が設置さる。 | ||
| 両開き窓 | 2枚の窓が、外側または内側に開くタイプの窓。 | |||
| 片開き窓 | ドアのように開閉するタイプの1枚窓。 | |||
| 上げ下げ窓 | 上下に開閉するタイプの窓。開口部を大きくできない部分に設けられる窓。 | |||
| 引き違い窓 | レール上を2枚以上の窓が左右に可動できるようにした窓。開閉が容易。吐き出し窓の開閉方式。 | |||
| ジャロジー窓 | ガラス製の羽板の角度によって、採光・換気の調節が可能な窓。縦型の窓。 | |||
| はめ殺し窓 | 開閉できない構造になっている窓。ログハウスでは採光のため妻壁に三角形の形で設けられることが多い。フィックス・ウインドーとも呼ぶ。また、屋外の景色が、飾った絵のように見えるはめ殺し窓を特にピクチャーウインドーと呼ぶ 。 | |||
| その他 | 突き出し、倒し等。 | |||
| 形状 位置 |
出 窓 | ドーマー | ゲーブル | ロフトへの採光・換気等のための小さな小屋根がついた窓をドーマーと呼ぶが、その小屋根(柱と妻壁あり)が三角形のものを特にゲーブル・ドーマーと呼ぶ。 |
| ピーク | 同上で、小屋根の屋根が、本体の屋根面に連続する構造になっているのものを特にピーク・ドーマーと呼ぶ。 | |||
| シェッド | 同上で、小屋根が平らなものを特にシェッド・ドーマーと呼ぶ。 | |||
| ベイウインドー | 壁面から張り出した窓のことで、通常の四角形のいわゆる「出窓」に対して、台形状に出た出窓を特に呼ぶ。 | |||
| ポウウインドー | 同上で、弓形に出た出窓を特に呼ぶ。 | |||
| 掃き出し窓 | 床面の高さまである大きな窓。ゴミを掃き出したり、またデッキスペース等への出入り口としても設置される。 | |||
| 天 窓 | 採光等のために屋根に設けられた窓を呼ぶ。ルーフウインドー、トップライト、スカイライトとも呼ぶ。 | |||
| 材 質 | アルミサッシ | 窓枠がアルミ製のサッシで、安価で軽量、入手が容易、デザインも豊富。しかし結露が生じやすいという欠点もある。 | ||
| スチールサッシ | 窓枠がスチール製のサッシで、フィックスの大開口部に向いてます。さびが出ないように塗装の塗り替えに配慮する必要があります。 | |||
| 木製サッシ | 窓枠が木製のサッシで、ログハウスの壁面とデザイン的に相性が良いので多用される。また断熱性が高い。 | |||
| その他 | 断熱サッシ、アルミフロントサッシ、へーべシーベサッシ等。 | |||
| 構 造 | 2重ガラス | 断熱性、気密性、防音効果、結露防止に優れている。ペアガラス。 | ||
| 3重ガラス | 同上。トリプルガラス。 |
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○ ド ア
| 分類 | ドアの種類 | 特 徴 | ||
| 弧を描くように開閉 (ドア・扉) |
開き戸 (片開き戸) |
蝶番金具により弧を描くように1枚または大きさが同じの2枚の扉が可動できるようにした戸。 | ||
| 親子戸 (両開き戸) |
同上で、可動する2枚の扉の大きさの異なるタイプ。必要に応じて小さい方の戸も使用する。玄関等に用いられることが多い。 | |||
| 横にスライドさせて開閉 | 引き戸 | レール上を2枚以上の扉が左右に可動できるようにした戸。バリアフリーの観点から採用増。 | ||
○ その他の建具( 障子、ふすまなど)
「木」の肌合いや雰囲気が人気で、別荘としてだけではなく自宅としてのログハウスも建築されるようになってきてます。また丸太組構法技術基準の規制をクリアして、総2階建てログハウスを建てる業者も現れるようになってきております。
| アメリカン・ ログハウス |
D型ログを使用し、中折れ屋根とデッキがあるというイメージ。 |
| カナディアン・ ログハウス |
大径のログ材を大胆に組み上げたログハウスのイメージ。 |
| フィンランド・ ログハウス |
洗練されシンプルなイメージのあるログハウス。ログ壁、窓枠、破風などが彩色される。マシンカットが始められたのがフィンランドでもある。 |
| 和風ログハウス | 柱と梁を用いるなど和風仕上げのログハウスのイメージ。 |
木材を乾燥させることにより、(1) 狂い、割れ、隙間、段差の防止 (2)変色菌、腐朽菌などの発生を抑制 (3)繊維飽和点以下では強度性能が向上 (4)釘や木ネジの保持力が向上 (5)電気抵抗性、熱伝導率が低下するため保温性が向上 (6)塗装性や加工性(切削・接着・塗装・薬剤処理など)が向上 (7)軽量化で作業コスト、輸送コストが軽減 などの利点があります。乾燥させるに方法としては、次の2種の方法があります。
| 自然乾燥 (天然乾燥) |
屋外でログ材を長期間乾燥させる。3年以上の長期に渡って乾燥させる場合もある。 |
| 人工乾燥 | 機械により熱処理等を施すことで乾燥させることを言う。その方法には、低温除湿乾燥、高温乾燥、真空乾燥、加圧乾燥、高周波乾燥等がある。木材の乾燥による被害を防止するには、含水率を15%前後にする必要がある。 |
次の2種の方法があり、それぞれに持ち味がある。選択は、ログハウス・オーナーの好みの問題となる。
| ハンドカット | ログ材を1本1本、チェーンソーや斧で加工し作ること、またはハンドカット材で建てられたログハウスを呼ぶ。手作業のため均一ではないが、個性的で表情豊かなログハウスを建てられる。 |
| マシンカット | 機械で加工すること、またはマシンカット材で建てられたログハウスを呼ぶ。ログ材の精度も高く、居住性も良くなる。また木取りの方法などで様々なログ材があり選択の幅が広くなる。 |
| デザイン カット |
アーチカット | 室内の丸太組みの間仕切り壁をアーチ形にカットすること。リビングとキッチンの間などに施され、それらを連続する空間としながらも両者を間仕切る壁でもある。 |
| トリミングカット | 屋外に突き出た丸太組みの壁の交差部分を、曲線や直線にカットすること。 | |
| フレアーカット (ウエーブカット) |
ログエンドを波形や末広がりの形に切削する装飾用カットのこと。トリミングやアーチウエイ、梁などにの一部に施される。 | |
| テーパーインカット | 丸太壁の開口部の縦断面を、建具及びトリムボードと同じ厚さになるように、開口部の丸太を斜めにカットすること。 | |
| スカーフカット (リカーブカット) |
ノッチ部分の両サイドの曲面を楕円状に行うカットで、サドルノッチでは、各丸太材の上方向に施す。ウエッジノッチの場合では、上・下方向の両方に施す。 | |
| 在来工法 (軸組み工法) |
木造軸組とも呼ぶ。基礎の上に土台・柱・梁(はり)・胴差し等で構造を作り、筋違い(すじかい)・火打ち土台・火打ち梁・間柱等で補強する。日本の伝統的な工法で、増改築も容易である。 |
| ツー・バイ・フォー工法 | 2×4工法、枠組壁(式)工法とも呼ぶ。アメリカで生まれた工法で躯体を構成する時に2inch×4inchの断面の部材を多様する。パネル化された壁や床などの面で躯体を支えるのが特徴。広い空間が確保、施工が容易、耐震性、気密性、断熱性が高いが設計面での自由度に欠けるところもある。 |
| プレハブ (Prefabricated House) |
工場で均一かつ効率的に生産された部材(コンクリート、鉄骨、木質系がある)を住宅建築現場へ持ち込み組み立てる。プレ加工・製作してあるので工期も短くできる。 |
| プレキャストコンクリート工法 (PC工法) |
(キャスト)コンクリートパネルをあらかじめ工場で作り、現場で組み立てる工法のこと。工期も短くできる。 |
| 鉄筋コンクリート造 RC造 (Reinforced Concrete) |
引っ張りに強い鉄筋と圧縮に強いコンクリートで構造を作る。強度に優れ、中高層建築に用いられる。 |
| 鉄骨鉄筋コンクリート造 SRC造 (Steel Reinforced Concrete) |
鉄骨で柱・梁などの骨組みを組み、さらに鉄筋コンクリートをその周囲にかぶせて構造を造るので、強度が求められる高層建築に用いられる。 |
| 混構造 | 複数の工法の混在した建物の構造。 |
| ポスト&ビーム工法 (カナダ式) |
軸組み工法と同様にログ材を組む。したがって柱(ポスト)と梁(ビーム)の構造になる。露出した柱との間をプラスター塗り、板張りにした壁面などを作る。ログハウスの範疇となる。 |
| ピーセンピース工法 | 両端のポスト(柱)側面に溝(キーウエイ)を刻み、その溝に長さ1〜2m程のフィラーログと呼ばれる丸太壁を入れて壁面を作る。軸組み工法であり、ポスト&ビーム工法の変形とも言える。同時に丸太組み工法のログハウスの雰囲気も持つという両者の折衷型とも言える。 |
ログハウスの工法にも数種類あり、さらにログ材の断面の形、ログを上下に組むときの溝(グルーブ)、交差させる部分での刻み(ノッチ)の形などで分類できます。
| 軸組み工法 (在来工法) |
ポスト&ビーム | 建築工法を参照 | ||||
| ピーセンピース | 同 上 | |||||
| 丸太組み工法 (フルログタイプ) ログ壁面が構造体 (耐力壁)となる。 |
ログ材の断面形状 | ラウンドログ (丸ログ) |
上下ログ材の接する部分の凹凸部分の形状 | Vグルーブ | ログ材の交差部のノッチ(刻み)の形状 | ※ノッチの項目を参照。 |
| スクエアログ (角ログ) |
Mグルーブ | |||||
| 太鼓挽きログ | Uグルーブ | |||||
| D型ログ | チンクド スタイル |
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ログ材の断面の形には次のようなものがあります。
| 種 類 | 特 徴 | 図 解 | |
| ラウンドログ (丸ログ) |
ログ材の断面が円形に成型加工されたもの。 | ![]() |
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| スクエアログ (角ログ) |
ログ材の断面が正方形または長方形になるように成型加工したもの。角ログはその加工法によりさらに右の3種に分類される。 ※角ログの種類の項目を参照 |
芯持ち材 | ![]() |
| 芯去り材 | |||
| ラミネート材 | |||
| 太鼓挽きログ (2面タイコ) |
ログ材の上下が平面に成型加工され、断面が太鼓型をしたもの。 | ![]() |
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| D型ログ (3面タイコ) |
ログ材の上下および片方が平面に成型加工され、断面がアルファベットのD字型をしたもの。外部は丸ログのようでも、室内の壁面は平坦になり居住性を高めることができる。 | ![]() |
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ログとログの交差する部分に施す加工または交差部そのものを呼ぶ。
| 種 類 | 特 徴 | ノッチ部 |
| ラウンド | 最も簡単なノッチ。上の丸太の下部に、下の丸太の形状をスクライバーを用いて写し取り刻む。 | 凹部が半円状のスカーフ |
| サドル | ハンドカットのログハウスで多く使用されるノッチ。上下の丸太が経年変化でより密着する。 | 上部に凹部が台形、乗馬用の鞍(サドル)状のスカーフ |
| フォーポイント・サドル | サドルノッチの発展型。サドルノッチよりすき間のできにくいノッチ。 | コーンケーブというハの字形凹状のスカーフ |
| ウエッジ (ダイヤモンドノッチ) |
狂いが生じ難く、また見た目も美しい。大きな径の丸太に施すことのできるノッチ。 | サドルノッチの下にもスカーフを入れる。凹部の台形が小さい。 |
| スクエア(鎌欠き) | 古くからフィンランド・ログハウスで使われている工法。昔はハンドカットでなされていたが、現在はマシンカットが主流。 | ログ材の上下を1/4を刻み、すき間を作らない。 |
| ロック | 梁や桁などを納めるときに使われる頑丈なノッチ。外見は普通のノッチと変わりがない。 | ノッチの内部に、ホゾのような部分を設ける。 |
| ポスト | 束が接合される部分で使用されるノッチ。丈夫でずれないが、加工が難しい。 | 仕口だけではなく、大きな面積で材と材が接触する。 |
| ダブテイル | 木口が交差部から出ないノッチ。丸太組構法技術基準により日本では建築が認められていない。 | ログ材の両端を角材に挽き、その部分にアリ加工を施す。 |
| モーティス&テノン (アメリカン・バットメソッドまたはバット&パス) |
交差部で材と材を重ね合わせず、直角にホゾで組み合わせていく。またホゾも施されずぶつけただけのバット&パスもある。 | 釘、ボルトで固定する。 |
| 接合部の加工 | 名 称 | ご参考サイト |
| ほぞ | 平ほぞ | MA建築設計事務所様の 木継手・仕口CAD図 (JW-WIN版)に詳細な図解があります。 JAANUS様は英語も学習できて面白いです。 |
| 二枚ほぞ | ||
| 四枚ほぞ | ||
| 小根(こね)ほぞ | ||
| 重(じゅう)ほぞ | ||
| 輪(わ)なぎほぞ | ||
| 蟻(あり)ほぞ | ||
| 扇ほぞ | ||
| 扇重(おうぎじゅう)ほぞ | ||
| 襟輪(おりわ)ほぞ | ||
| 杓子(しゃくし) ほぞ | ||
| 地獄ほぞ | ||
| 足ほぞ | ||
| 長ほぞ | ||
| 鎌ほぞ | ||
| 目違ほぞ | ||
| 流ほぞ | ||
| 継手(つぎて) | 真継(しんつぎ) | |
| 持出継(もちだしつぎ) | ||
| 行合継(いきあいつぎ) | ||
| 送継(おくりつぎ) | ||
| 別継(わかれつぎ) | ||
| 切組継(きりくみつぎ) | ||
| 添木(板)継(そえぎつぎ) | ||
| 殺継(そぎつぎ) | ||
| 腰掛蟻継(こしかけありつぎ) | ||
| 腰掛鎌継、敷面鎌継、目違ほぞ付鎌継 | ||
| (三方箱目違)竿車知継(さおさちつぎ) | ||
| 矧(はぎ) | 本實矧(ほんざねはぎ) | |
| 樋部倉矧(ひぶくらはぎ) | ||
| 違矧(ちがいはぎ) | ||
| 雇實矧(やといざねはぎ) | ||
| 芋矧(いもはぎ) | ||
| 仕口(しぐち) | 渡掛仕口(わたしがけしぐち) | |
| 組立仕口(くみたてしぐち) | ||
| 栓(せん) | 込栓(こみせん)、大栓 | |
| 鼻栓 | ||
| 車知栓(さちせん) | ||
| 横栓 | ||
| 鵯栓(ひよどりせん) |
| 角ログ材 | 特 徴 | ||
| 芯持ち材 | 木材の芯部を含んだ材のために乾燥の際、狂いが生じやすかったり、またひび割れが入りやすい。そのために背割りを施す。しかし価格が安いというメリットもある。 | ||
| 芯去り材 | 製材の際にひび割れの原因となる芯部を取り除いて製材する。このため径が大きい丸太からしか採れず、価格が高くなる。背割りは行わない。マシンカットに使用される。 | ||
| ラミネート材 | ラミネート材=集成材。むくのログ材に比べて、乾燥させた材を接着させて作るので狂い、ひび割れ等が生じにくいことが特徴。しかし、一般住宅での柱、梁として使用される場合と違い、ログ材として使用された場合、1本の材の外部と内部でその置かれる環境が違うことが懸念される。外国産(フィンランド)、国産がある。 | ||
| 元口 | 白太→ | 根元側 梢側 |
末口 |
| 赤身→ | |||
| 木口:繊維方向に直角な狭い断面(丸太の断面側) 木端:繊維方向の狭いほうの面 |
|||
家の最上部の構造。屋根の形状は様々であるが、屋根裏部屋(ロフト)の空間を広げるためログハウスでは切り妻屋根が採用されることが多い。雨対策の面から軒をできるだけ長くとることが良い。
| 名 称 | 特 徴 |
| 切り妻屋根 (ゲーブルルーフ) |
日本のログハウス独特の大きな三角屋根は、ロフトの空間を広げるためである。棟から左右に流れる2枚の勾配屋根から構成される。屋根の下の三角形の妻壁には、採光のためにドーマーが設けられることが多い。 |
| 寄せ棟屋根 (ヒップルーフ) |
切り妻屋根の妻壁の方向にも屋根を設けるので4面の勾配屋根から構成される。そのため小屋組みは複雑となる。 |
| 中折れ屋根 | 途中で屋根の勾配が変わる屋根。屋根の下にデッキやポーチを設けたときに作られる場合が多い。 |
| 片流れ屋根 | 切り妻屋根の片側部分だけのような屋根。ログハウス用いられることは少ない。 |
| マンサード屋根 | 切り妻屋根の妻壁部分の三角形が五角形状になった屋根。 |
| 入母屋屋根 | 日本の伝統的な屋根の形状。寄せ棟屋根の上に小さな切り妻屋根を乗せたような形になる。 |
| 工事項目の名称 | 内 容 | ||
| 土工事 (基礎工事) |
仮設工事 | 整地、縄張り、水盛りなど | |
| 地盤改良工事 | 地盤調査、地盤改良材、転圧、振動プレートコンパクタ、圧縮試験など | ||
| 基礎工事 | 根切り(根伐)、遣り方、栗石地業、型枠、鉄筋コンクリート、埋め戻し、残土処分、コンクリート打設、型枠解体、外部足場、足場解体、養生など | ||
| 木工事 (大工工事) |
躯体工事 | 土台、柱、梁、根太、筋交いなどの構造 | |
| 屋根工事 | 垂木、野地板、ルーフィング、屋根仕上げ材など | ||
| 建具工事 | 金属 | アルミサッシ・鋼製ドア・ガラス・網戸など | |
| 木製 | 主に内部の建具、木製サッシなど | ||
| 内装工事 | 合板、内装材、断熱材、クロスなど | ||
| ログの加工 | ※ ログ材の加工法の項目を参照。 | ||
| ログ組み上げ工事 | 仮組、運搬、荷降し、建て方(本組工事、建前)など | ||
| 外壁工事 | モルタル下地アクリルリシン吹き付け、サイディング、タイルなど | ||
| 塗装・左官工事 | 塗料の塗り、吹き付け、下地を作るログ磨き(サンダーがけ)、日本壁(土壁や漆喰塗り壁)、塗り壁(モルタルやプラスター)など | ||
| 設備工事 | 電気 | 申請、、電柱、引き込み線、使用量メーター、分電盤、各部屋への取りまわし、配線、配線に附帯する設備の設置工事、アース施工、コンセントなど | |
| ガス | ガス配管 | ||
| 給排水衛生 | 給水 | 水道、給湯、排水、キッチンセット、浴槽、洗面化粧台、洗濯用水栓などを設置する衛生設備器具工事など | |
| 給湯 | |||
| 雑排水 | |||
| 汚水 | |||
| 雨水 | |||
| 雑工事 | |||
| タイル工事 | 玄関床・キッチン廻り・浴室など | ||
| 板金工事 | 水切り、雨どい、金属屋根など | ||
| 外溝工事 | 門、塀、壁、駐車場、庭、アプローチ、植裁、舗装、側溝など | ||
| その他の工事 | TVアンテナ、エアコン、電話線、照明器具、掃除・ワックス | ||
メンテナンスが必要でない住宅はありません。ログハウスのメンテナンスと施工上の乾燥による被害の防止策には次のようなものがあります。
| メンテナンス | 自然の木を大量に使っているログハウスでは、ログ木材の収縮や湿気による傷みが直接、耐力壁の強度に関わるため、日頃の保守・補修が大切となる。 | |
| 経年変化 | 時間の経過にともない、ログ材に生じる状態の変化を呼ぶ。木は乾燥によって、特に年輪の方向で大きく、不均一に収縮するためひび割れ等が生じやすい。木を多量に使うログハウスでは経年変化は避けられないため、いかに美しく味のある変化をさせるかがポイントである。 | |
| セトリング | 積み上げたログ材の高さが徐々に下がる現象を呼ぶ。ログ材の乾燥による収縮と自重がその原因である。 またログ材の種類、加工等の条件により異なるが、セトリングが落ち着くまでは3から5年ほどかかる。一般的にハンドカットの方が材の変形が大きく生じる。 | |
| セトリング スペース |
セトリングに備えてスペースを設けておく必要がある。その空間を呼ぶ。建具等の耐力壁に開けられた開口部には、あらかじめ上部に空間を空けておきトリムボードで見せないようにする。 | |
| シュリンク | 木が乾燥により収縮することを呼ぶ。細胞から成り立つ材は、セルロースという繊維が細胞の周囲を覆い細胞壁を構成している。この構造により材の縦方向の収縮よりも、横方向(芯からの放射方向)あるいは年輪の接線方向に大きく収縮が生じる。 | |
| 背割り | 積み上げて見えなくなるログ材の上面に、あらかじめ細長い切れ込みを入れて割れを抑える処置。木の乾燥が進んでも背割りが他の部分に割れが生じるのを防いでくれる。芯持ちの柱でも背に同様の処置がなされる。 | |
| プレストレス | 背割りと同様の目的で、材にクサビを打つことを呼ぶ。 | |
| 充填材 (チンキング材 コーキング材 シーリング材) |
ログ材などの間隙を埋めるための粘着質で弾力性の高い材料。 | |
| 劣化因子 | 菌 類 等 | 備 考 | |
| 木材腐朽菌 (担子菌類) |
白色腐朽菌 | カワラタケ カイガラタケ シイタケ ナメコ エノキダケ ヒラタケ マイタケ スエヒロタケ |
白腐れ 風雨に曝される、日当りのよい屋の外木部(羽目板、ぬれ縁、板塀、窓枠など)に発生 |
| 褐色腐朽菌 | マツオウジ ナミダタケ オオウズラタケ ハナビラタケ イドタケ |
赤腐れ 多湿・通風換気や日照採光の悪いところに発生 | |
| 軟腐朽菌 | ケトミウム トルコデンマ | 泥腐れ フロ場などの含水率100%以上の木材に発生 | |
| 表面汚染菌 (子のう菌) |
アオカビ コウジカビ クモノスカビ ケカビ | 表面汚染 (かびる・汚れ) |
|
| 木材変色菌 (子のう菌) |
青変菌、褐変菌、緑変菌 | 深部変色 (しみ・さび・あお) |
|
| 細菌類 | 無機質も酸化分解する細菌類が作り出した栄養源にカビが生え、石やコンクリートにもカビが生えることになる。 | ||
| 紫外線 | 紫外線と酸素により、木材中にラジカルが発生し着色物質を形成 | 着色物質(やけ) | |
| 大気汚染 | 酸性雨により木材の風化を促進 | ||
| 気象因子 | 風雨により土砂や塵、埃などが木材にあたり、研磨作用で風化 | ||
| ヤニ汚染 | 熱により木材中の樹脂が溶け出る。固まると表面に白っぽい汚れを作る。 | ||
| 鉄釘 | 鉄錆の鉄イオンが木材中の成分と反応し、黒く変色 | ||
| 害 虫 | 種 類 | 備 考 | |
| 衛生害虫 | ノミ類 シラミ類 カ類 ゴキブリ類 ハエ類 | 吸血、感染症の媒介、刺咬、分泌物で皮膚炎などおこすなど人に健康被害をもたらすもの。 | |
| 不快害虫 | カメムシ類 シミ類 ヒメマキムシ類 ヤスデ ダンゴムシ ハエ チョウバエなど |
実害を与えるのではないが、存在自体が嫌悪感、精神的な害をもたらすもの。 | |
| 農業・庭園害虫 | ガ類 コウチュウ類 カイガラムシ類 アブラムシ類 ウンカ・ヨコバイ類 |
農作物を食害することなどにより、収穫量の減少をもたらすもの。 |
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| 食品害虫 | チャタテムシ類 ゴキブリ類 メイガ類 カツオブシムシ類 シバンムシ類 ヒョウホンムシ類 コクヌスト類 ケシキスイ類 チビヒラタムシ類 ホソヒラタムシ類 ゴミムシダマシ類 マメゾウムシ類 コクゾウムシ類 |
食物として貯蔵しているものに発生したり、食害をもたらすもの。 | |
| 家屋害虫 | シロアリ類 ヒラタキクイムシ類 ナガシンクイムシ類 シバンムシ類 カミキリムシ類 タマムシ類 |
住宅での輸入材の使用、高断熱、高気密化など材質や構造の変化により、部材に食害などをもたらすものが増加する傾向にある。 | |
| 衣料害虫 | コイガ・イガなどガ類 カツオブシムシ類 ヒョウホンムシ類 |
植物性よりも動物性の繊維により被害をもたらします。 | |
ご参考サイト:ウルトラがいちゅう大百科(金鳥)