■価格が不明瞭な住宅
商品と名がつくものは全て価格が設定されており、消費者にとって、購買動機の最たるものと言っても過言ではありません。
しかし、住宅においては価格が全くはっきりとしておりません。 住宅展示場などに行っても、仕様によって変わるのはもちろんのこと、
営業マンによって提示される価格がマチマチというひどいケースもあります。
一般的に、1u当たり○○円という値段が設定されていますが、お客さまの要望を取り入れることによって、 価格は全く違ったものになってしまいます。
■同じものが2倍違う
住宅には、坪単価という良く分からない単位があります。
間取り、材料、設備、耐久性などが全て関わってきますが、同じようなもので2倍の価格で売られていることもあります。
値引き交渉が入ると、より購入者の不信感はつのるばかりです。 水道、電気やガスを引く工事にかかる費用や、その手続きを行う者は誰なのかなど、全てが不明瞭です。
これは専門家にさえ、分からないことなのです。
■何年使えるかも言わない
住宅の耐用年数を打ち出している会社はほとんどありません。
HABITAは、商品として販売する以上、価格を明確にするべきだと考え、正価販売を必須条件にしています。
しかし、住宅においてこの価格明確化は難しい問題ではあります。 建築現場では、工場とは異なり緻密に管理されていないため、
半日でも2時間でも1日として換算されてしまう上に、端材などの無駄も多いのが現状です。
■避けて通れない価格明瞭
これまで、住宅の性能と価格はほとんどが一致しておりませんでした。 性能がはっきりせず、価格も不透明であれば、市場へのインパクトも迫力を欠けてしまいます。
しかし、品質や性能をはっきりさせ、価格を明示する時、市場への影響は大きなものと言えます。
コンセプトに共感し、その上で価格に納得をしてもらうことができれば、市場に受け入れられます。
大断面木構造「HABITA」の200年住宅は、柱は五寸角(150mm)、梁は尺物(150mm×300mm)の木材を構造体に使用しています。
一般的な構造材に比べて、倍の約21uの木材量を使うことになります。
しかも、「HABITA」が採用しているのは国産材。構造材に予算をかけるからこそ「現し」のつくりが魅力になり、200年以上を使いこなす「心」を芽生えさせてくれます。
それでも国産材大断面木構造の価格は、1坪(約3.3u)あたり40万円で仕上げることも可能です。資産価値が下がらない家づくりへの、欠かすことのできない要件だと考えます。
この正価販売という価格明確化には、住宅企業としてあらゆる部門における徹底した合理化やコストダウンに対する努力という自信の裏づけがあるからなのです。
この取り組みが、やがて今後の理想的な住生活を導くための原動力となるはずです。200年住宅「HABITA」は、今ここから日本の住まいのあり方を変えていこうと思います。
建設工事の請負契約の等価交換の原則を定めた建設業法
■建設業法 建設工事の請負契約(建設工事の見積等)
第20条 建設業者は、建設工事の請負契約を締結するに際して、工事内容に応じ、工事の種別ごとに材料費、
労務費その他の経費の内訳を明らかにして、建設工事の見積りを行うよう努めなければならない。
2 建設業者は、建設工事の注文者から請求があつたときは、請負契約が成立するまでの間に、建設工事の見積書を提示しなければならない。
3 建設工事の注文者は、請負契約の方法が随意契約による場合にあつては契約を締結する以前に、
入札の方法により競争に付する場合にあつては入札を行う以前に、第19条第1項第1号及び第3号から第11号までに掲げる事項について、
できる限り具体的な内容を提示し、かつ、当該提示から当該規約の締結又は入札までに、
建設業者が当該建設工事の見積りをするために必要な政令で定める一定の期間を設けなければならない。
建設六法 建設業法 第3章 第20条より転載 東京法令出版 平成8年版
例:工務店経費20%の場合