HOUSEからHOMEへ、HOMEからHABITAへ



  
■古民家の知恵から学んだ、大断面木構造の家

家族が住まい、暮らしを育んでいく家は、同時に社会の基盤や資産として継承されていくべきものです。 わが国でも、ようやく住宅に対する考え方に大きな変化が見られるようになりました。

日本の住まいの新ブランド「HABITA」は、大断面木構造での200年住宅の実現を目指しています。
現存する世界最古の木造建築物「法隆寺」を有するように日本人ほど木を知り、愛し、活かしてきた民族はありません。

しかし、住宅の平均寿命は、イギリスの141年、アメリカの104年に対して日本は30年という短さです。 私たちには、もう一度、先人の家づくりの知恵に学ぶときが訪れているようです。

たとえば、木材は「現し」にすること。建材になっても呼吸をしている木材は、覆ってしまうと老けてしまうのです。 さらに、柱と梁のシンプルな「間面」の構成とし、築100年目以降の再生を可能にすること。 奈良、京都、飛騨高山をはじめ、全国で200年を超す数々の古民家が長い年月の末に甦っています。

「HABITA」の200年住宅のテーマは、“再生できる家”です。

本来は、火災にもそして腐食にも強く頑丈な木構造の家。その素晴らしさと必要性を再認識し、これからの日本をリードしていく新しい住宅ビジョンとすることが「HABITA」の使命です。

■環境問題

これからの住宅には環境問題を切り離すことができません。

環境問題には二酸化炭素の増加が挙げられていますが、その二酸化炭素を吸収して蓄えてくれるのが樹木となります。 その樹木を、木材として長い期間利用することは環境に貢献できることでもあります。

木材は1000年以上長持ちすることは、日本の建築物より証明されている反面、コンクリートは100年の耐久性と危惧されています。
これからは木材を活用し、長期に使用できる木構造の「200年住宅」が新しい住宅のテーマになります。

■環境・文化、そして歴史を語り継ぐ家づくり

古くて正しかったことを、新しい型で実現していく。「HABITA」のコンセプトを、明解に表している言葉です。 そして今、この考え方を実践していくだけの条件もそろってきました。

大断面木構造を支えるのは、戦後植えられた樹齢60年におよぶ豊富な国産材の資源です。 加えて、新しい木質技術や乾燥技術の進歩も古建築の知恵を再現することに貢献しています。 また、伝統の木構造という一般的な技術を用いることで、将来にわたる住宅の改修・再生にも安心が生まれます。
「HABITA」は、一連の仕事を地元に根ざす地域の工務店が中心となって進めています。 まさに住まいのホームドクターと呼べるような、家の状態を知り尽くした頼りにできる専門家が必要なのです。
家は一代限りで使うものではありません。親から子へ、やがては孫が生まれ育つ連鎖を受け入れるべき存在です。 住まいは設備・機械など文明的側面から語られるだけのものではなく、文化や歴史を内包するものであるのです。 さらに、日本の住まいの変遷を振り返るとき、環境問題をはじめとして現在は再び大きな変革の時期にあります。
Houseよりもhome、homeよりもhabitation。この潮流を先導する役割を「HABITA」の200年住宅が担います。

■大断面五寸角柱(150mm

小さな子どものひと抱えほどもある五寸角の柱を使用。子から子へ思い出とともに家への愛着心が伝わります。

■木構造「現し(あらわし)

木材の香り、肌あい、景色、響き、そしておいしい空気。世界の古民家に共通の現し構法は、五感の家になります。

■国産材

日本は有数の木材生育国。自分の知見で選ぶのなら地材地建の国産材。永く残すものとして、当然の選択肢です。

■鋳鉄金物※2

構造の要となる接合部には鋳鉄金物を採用しました。強度が期待できる集成材の性質をより活かします。

■階高3m

1階の柱長は3m。これに掛かる梁背は30cm。現しのインテリアとして圧巻の迫力と雰囲気を演出します。

※1 ●構造材・はがら材・野地板・構造用鋳鉄金物を含む大断面木構造体の価格です。 ●一部お取り扱いできない地域があります。 ●20%の工務店経費が別途必要となります。 ●木構造体価格は、木材市場価格の変動等により、予告無く変更する場合があります。予めご了承下さい。
※2 「Haratech 21」を採用。


■価格が不明瞭な住宅

商品と名がつくものは全て価格が設定されており、消費者にとって、購買動機の最たるものと言っても過言ではありません。 しかし、住宅においては価格が全くはっきりとしておりません。 住宅展示場などに行っても、仕様によって変わるのはもちろんのこと、 営業マンによって提示される価格がマチマチというひどいケースもあります。 一般的に、1u当たり○○円という値段が設定されていますが、お客さまの要望を取り入れることによって、 価格は全く違ったものになってしまいます。

■同じものが2倍違う

住宅には、坪単価という良く分からない単位があります。 間取り、材料、設備、耐久性などが全て関わってきますが、同じようなもので2倍の価格で売られていることもあります。 値引き交渉が入ると、より購入者の不信感はつのるばかりです。 水道、電気やガスを引く工事にかかる費用や、その手続きを行う者は誰なのかなど、全てが不明瞭です。 これは専門家にさえ、分からないことなのです。

■何年使えるかも言わない

住宅の耐用年数を打ち出している会社はほとんどありません。 HABITAは、商品として販売する以上、価格を明確にするべきだと考え、正価販売を必須条件にしています。 しかし、住宅においてこの価格明確化は難しい問題ではあります。 建築現場では、工場とは異なり緻密に管理されていないため、 半日でも2時間でも1日として換算されてしまう上に、端材などの無駄も多いのが現状です。

■避けて通れない価格明瞭

これまで、住宅の性能と価格はほとんどが一致しておりませんでした。 性能がはっきりせず、価格も不透明であれば、市場へのインパクトも迫力を欠けてしまいます。 しかし、品質や性能をはっきりさせ、価格を明示する時、市場への影響は大きなものと言えます。 コンセプトに共感し、その上で価格に納得をしてもらうことができれば、市場に受け入れられます。

大断面木構造「HABITA」の200年住宅は、柱は五寸角(150mm)、梁は尺物(150mm×300mm)の木材を構造体に使用しています。 一般的な構造材に比べて、倍の約21uの木材量を使うことになります。 しかも、「HABITA」が採用しているのは国産材。構造材に予算をかけるからこそ「現し」のつくりが魅力になり、200年以上を使いこなす「心」を芽生えさせてくれます。 それでも国産材大断面木構造の価格は、1坪(約3.3u)あたり40万円で仕上げることも可能です。資産価値が下がらない家づくりへの、欠かすことのできない要件だと考えます。
この正価販売という価格明確化には、住宅企業としてあらゆる部門における徹底した合理化やコストダウンに対する努力という自信の裏づけがあるからなのです。 この取り組みが、やがて今後の理想的な住生活を導くための原動力となるはずです。200年住宅「HABITA」は、今ここから日本の住まいのあり方を変えていこうと思います。

建設工事の請負契約の等価交換の原則を定めた建設業法

■建設業法 建設工事の請負契約(建設工事の見積等)

第20条 建設業者は、建設工事の請負契約を締結するに際して、工事内容に応じ、工事の種別ごとに材料費、 労務費その他の経費の内訳を明らかにして、建設工事の見積りを行うよう努めなければならない。
2 建設業者は、建設工事の注文者から請求があつたときは、請負契約が成立するまでの間に、建設工事の見積書を提示しなければならない。
3 建設工事の注文者は、請負契約の方法が随意契約による場合にあつては契約を締結する以前に、 入札の方法により競争に付する場合にあつては入札を行う以前に、第19条第1項第1号及び第3号から第11号までに掲げる事項について、 できる限り具体的な内容を提示し、かつ、当該提示から当該規約の締結又は入札までに、 建設業者が当該建設工事の見積りをするために必要な政令で定める一定の期間を設けなければならない。
建設六法 建設業法 第3章 第20条より転載 東京法令出版 平成8年版

例:工務店経費20%の場合


A-1GROUPはHABITA提携店として本年、企画商品を提供する予定です。

200年住宅プロジェクト